2度目の“実戦”はより意識の高さを感じさせる内容となった。
2月26日、宮崎で行なわれているワールド・ベースボール・クラシックに向けた日本代表合宿に参加中のダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が、実戦形式で打者と対戦するライブBPに登板。源田壮亮、山川穂高(ともに西武)、中村悠平(ヤクルト)、大城卓三(巨人)、甲斐拓也(ソフトバンク)と対戦した。
ソフトバンクとの壮行試合を目前にした投球で会場の視線を一身に集めたダルビッシュ。前日には「2イニング想定なので2イニング目に体力的に落ちないように、どういう風にしていくのか考えていく」と目標を口にしていた36歳は、一球ごとに状態を確かめるように投げ込んだ。
30球という制限の下で行なわれたなかで、許したヒット性の当たりは甲斐のセンター前など3本。21日のライブBPでは村上宗隆(ヤクルト)にバックスクリーンまで運ばれる鮮烈な一発を浴びたが、今日は源田や山川といった好打者はしっかりとシャットアウト。
ややボールが荒れる場面はあったが、山川の打席では、膝元への2シームで詰まらせたほか、外角へのスライダーで空振りを奪うなど上々の仕上がりを見せた。なお、今回は本人の宣言通りに2イニングを想定し、打者3人と対峙したところで間を空けて投球。より実践を意識した内容となった。
開幕まで2週間を切ったWBC。王座奪還に向けては投手力の安定が必要不可欠なだけに、ダルビッシュの仕上がりは引き続き注視していきたい。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】怪腕ダルビッシュ有は何が「とんでもない」のか。侍Jのブルペンで首脳陣も脱帽した尋常じゃない技術力と異能ぶり【WBC】
【関連記事】守備指標では“超優秀な強肩外野手”のヌートバー。それでも首脳陣が「かなり難しい」と課題を漏らすワケ【WBC】
【関連記事】「2年で80本は偶然じゃない」大谷翔平、春季キャンプで驚愕の150m弾。圧巻打球に米メディアも愕然「やはり特別な選手だ」
2月26日、宮崎で行なわれているワールド・ベースボール・クラシックに向けた日本代表合宿に参加中のダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が、実戦形式で打者と対戦するライブBPに登板。源田壮亮、山川穂高(ともに西武)、中村悠平(ヤクルト)、大城卓三(巨人)、甲斐拓也(ソフトバンク)と対戦した。
ソフトバンクとの壮行試合を目前にした投球で会場の視線を一身に集めたダルビッシュ。前日には「2イニング想定なので2イニング目に体力的に落ちないように、どういう風にしていくのか考えていく」と目標を口にしていた36歳は、一球ごとに状態を確かめるように投げ込んだ。
30球という制限の下で行なわれたなかで、許したヒット性の当たりは甲斐のセンター前など3本。21日のライブBPでは村上宗隆(ヤクルト)にバックスクリーンまで運ばれる鮮烈な一発を浴びたが、今日は源田や山川といった好打者はしっかりとシャットアウト。
ややボールが荒れる場面はあったが、山川の打席では、膝元への2シームで詰まらせたほか、外角へのスライダーで空振りを奪うなど上々の仕上がりを見せた。なお、今回は本人の宣言通りに2イニングを想定し、打者3人と対峙したところで間を空けて投球。より実践を意識した内容となった。
開幕まで2週間を切ったWBC。王座奪還に向けては投手力の安定が必要不可欠なだけに、ダルビッシュの仕上がりは引き続き注視していきたい。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】怪腕ダルビッシュ有は何が「とんでもない」のか。侍Jのブルペンで首脳陣も脱帽した尋常じゃない技術力と異能ぶり【WBC】
【関連記事】守備指標では“超優秀な強肩外野手”のヌートバー。それでも首脳陣が「かなり難しい」と課題を漏らすワケ【WBC】
【関連記事】「2年で80本は偶然じゃない」大谷翔平、春季キャンプで驚愕の150m弾。圧巻打球に米メディアも愕然「やはり特別な選手だ」