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「日本屈指の投手」山本由伸の獲得にドジャースが興味!? 地元メディアの報道が過熱! 大谷翔平とのダブル獲りの可能性も

THE DIGEST編集部

2023.02.28

2年連続で「沢村賞」を受賞している山本。ドジャースの球団社長からも熱い視線が注がれている。写真:梅月智史

 山本由伸(オリックス)に対し、ロサンゼルス・ドジャースが関心を寄せているとの報道が過熱している。

 かねてより、メジャー志向が強いと言われている山本。もちろん所属球団のオリックスの許可が必要となるが、2023年オフにポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指すのか、MLBスカウトも興味を示している。

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 そんななかで、ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』が「アンドリュー・フリードマン球団社長(ドジャース)が日本のトップ投手であるヨシノブ・ヤマモトを視察した」と題した特集記事を掲載。WBC日本代表にも選出された若きエースの移籍を早くも熱望しているようだ。

 まず、同メディアは冒頭で「ドジャースの選手たちが2023年シーズンに向けて準備を進めている間に、アンドリュー・フリードマンは将来有望なプレーヤーを探しに行った」と記述。その一人が「日本屈指の投手、ヨシノブ・ヤマモトだ」と明かした。ちなみに、フリードマン氏は2月17日に侍ジャパンの強化合宿を訪れ、山本のピッチングを見るために宮崎まで足を運んでいる。

 幹部も熱視線を送るなか、同メディアは24歳の通算成績54勝23敗、防御率1.95というデータを紹介。さらにこの2年間で386回2/3イニングを投げ、411奪三振を奪ったとして、「彼がもし入団した場合、ドジャースにもたらす影響を想像してみて」と期待を寄せるとともに、山本と大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)のダブル獲りの可能性もあると示唆した。
 
「3月に開催されるWBCで、ヤマモトはユウ・ダルビッシュやショウヘイ・オオタニらと一緒に日本代表として参加する。ダルビッシュは、2017年シーズンの半分をドジャースで過ごしている。オオタニは今オフFAになった場合、ドジャース移籍が有力とも言われている。彼らはフリードマンのために、MLBでのプレーについて情報を与えてくれるだろう」 

 日本だけでなく世界をも魅了する山本由伸。まずは、3月のWBCでのパフォーマンスを楽しみに待ちたい。

構成●THE DIGEST編集部

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