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侍ジャパン

「小さくない痛手」鈴木誠也の出場辞退に韓国メディアはにんまり。大谷翔平と村上宗隆を警戒も「日本の打線の中心はふたりだけ」

THE DIGEST編集部

2023.02.28

東京五輪では日本代表の4番を務め、金メダルに導いた鈴木。WBCは無念の欠場が発表された。(C)Getty Images

東京五輪では日本代表の4番を務め、金メダルに導いた鈴木。WBCは無念の欠場が発表された。(C)Getty Images

 ライバル韓国は、強打者である鈴木誠也(シカゴ・カブス)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場辞退に安堵の様子だ。

 開幕まであと8日と迫った2月28日、日本野球機構は鈴木誠也(シカゴ・カブス)の出場辞退を発表した。現地25日に行われたサンフランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦前の練習中に左脇腹の張りを訴えて欠場し、MRI検査を受けていた。

 1次リーグで同じプールBの韓国にとって、2017年WBC、2019年プレミア12、2021年東京五輪で日本の4番打者を務めた鈴木の不在は、韓国にとっては朗報だったようで、「今回のチームは、重量打線のメジャーリーガーは多くない」と同国メディア『ISPLUS』が伝える。

 2021年アメリカン・リーグMVPの大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)はいるものの、他にメジャー経験があるのはラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)のみ。「今季マサタカ・ヨシダがボストン・レッドソックスと契約しているが、既にメジャーでプレーするスズキには及ばない」と評価し、こう余裕を見せている。

「スズキが抜けたことで、日本の打線の中心はオオタニとNPB本塁打王のムネタカ・ムラカミのふたりだけだ」
 
 また同国メディア『Xports news』は、「日本の非常事態だ!MLB1100億(ウォンの)外野手がWBCに出場できない」と5年総額8500万ドル(約115億円)でカブスと契約する鈴木の欠場を報じた。

 オフに肉体改造し10キロ増量したという侍スラッガーに「WBCで優勝したいという強い意志を示し、最高の状態で日本代表に合流しようとしていた。だが思わぬアクシデントにより、セイヤ・スズキは辞退する判断を迫られた」と説明し、「右打者が足りない状況でセイヤ・スズキの欠場は、日本にとって小さくない痛手となっているようだ」と続けた。

 代替選手は未定だが、誰がこの穴を埋めることになるだろうか。日本のファンとともに、ライバル国も注目している。

構成●THE DIGEST編集部

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