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侍ジャパン

甲斐拓也、山川穂高、周東佑京を米メディアが特集!リリーフを担う“若手投手”にも注目「今後、成長する選手ばかり」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.02

3月8日から始まるWBC。侍ジャパンは海外からも高い注目を集めているようだ。写真:梅月智史

3月8日から始まるWBC。侍ジャパンは海外からも高い注目を集めているようだ。写真:梅月智史

 間もなく開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、優勝候補の一角に挙げられている日本代表。3度目の大会制覇にむけて、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)やダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)などの大物メジャーリーガー、さらに日本球界でもMVPを獲得した村上宗隆(ヤクルト)や山本由伸(オリックス)といった史上最強と謳われる実力者が揃った。

【PHOTO】周東佑京のオーラを纏う神走塁!!足で奪った得点でソフトバンクに連勝!!

 そんななか、米野球サイト『Just Baseball』は、日本代表を特集。各ポジションにスポットを当てて紹介した同記事で、まず賛辞が送られたのは、正捕手候補の甲斐拓也(ソフトバンク)だ。

「カイはさらに優れた守備捕手になる可能性があり、多くの優勝経験を誇る。彼は福岡ソフトバンクホークスでのキャリアを通じて6回のゴールデングラブを獲得した。彼は現在キャリアの全盛期にあり、NPB史上最高の捕手のひとりだ」

 また、大谷や村上とともに「大砲」の役割を担うであろうふたり、山川穂高(西武)、岡本和真(巨人)のスキルは以下のように記している。

「ヤマカワはゲームで最高のパワーヒッター。彼は昨季、キャリアの3度目の40本台(41本)を記録しており、通算の長打率は.557だ。オカモトはまだ26歳だが最高のオールラウンドヒッターのひとりだ。過去5シーズン全てで30本塁打を放った」

 さらに同メディアは周東佑京(ソフトバンク)と中野拓夢(阪神)という「足」のスペシャリストについて「シュウトウは通算161回の盗塁を記録しており、世界最高のベーススティーラーのひとりだ。ナカノは若いスピードスターだ。いずれも、主に代走や守備のオプションとして使用されると考えられている」と期待を綴った。
 
 投手陣では、所属球団と異なる役割を担うことになるであろう、若手に言及。伊藤大海(日本ハム)については「イトウは若手スターターだが、ロングリリーフのオプションになるかもしれない」と予想。宮城大弥(オリックス)や戸郷翔征(巨人)に関しても「ミヤギ、トゴウもこのチームはピッチングスタッフが充実しているため、リリーフの役割にシフトするだろう」と指摘。加えて投手陣全体に向けて「若い才能が多い。日本のほとんどのピッチャーは20代前半から半ばであり、今後ますます成長する選手ばかりだ」と評している。

 それぞれの選手が自身のタスクを遂行し、世界一に挑む。一丸となったサムライたちの戦いがもうすぐ始まろうとしている。

構成●THE DIGEST編集部

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