無念の離脱を余儀なくされた仲間のために――。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の一員となったラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)が、やる気に満ちている。
「無念の離脱を余儀なくされた仲間」とは、侍ジャパンに選出されていた鈴木誠也(シカゴ・カブス)である。去る2月25日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦(オープン戦)の直前に左腹斜筋を損傷。3日後に本大会出場辞退を強いられた。
28日の「WBCの方に頭が行っていたのでショックがでかい」と口にした鈴木だけに、無念さは計り知れない。そんな29歳の気持ちを慮ったヌートバーは3日の取材で離脱について問われ、第一声で「セイヤはいつだってグレートなんだ」と吐露。そして、こう続けた。
「セイヤとはずっとコミュニケーションを取っていて、僕が頼りにしている存在だ。今日の午後も連絡を取って日本語のフレーズを教えてもらった。この代表戦に挑むにあたって本当に頼りにしているよ」
日系人選手としては史上初の侍ジャパン選出となったヌートバー。そんな熱視線が注がれてプレッシャーのかかる状況下に加え、世界が注目するWBC参戦だ。「このシャツを着るのはタフだ」と語る彼にかかる負担の大きさは想像に難くない。だからこそ、辞退後もチームに馴染めるよう熱心にコミュニケーションを図ってくれた鈴木の存在は心強い。
予期せぬアクシデントにより、WBC辞退を余儀なくされた鈴木。彼の分まで活躍を誓うヌートバーの一挙手一投足を興味深く見守りたい。
取材・文●羽澄凜太郎(THE DIGEST編集部)
【関連記事】大谷翔平、“何もしてない”のに球場沸き立つ! ファンが熱狂したグラウンド登場シーンに見た「唯一無二の男」の凄み
【関連記事】「事実上阻止した」危機感を募らせる韓国メディアが日本のWBCチケット販売にチクリ「韓日戦で不利になる」
【関連記事】ヌートバー選出への“懐疑論”に覚える違和感。筒香嘉智とも比較された「攻守の貢献度」はMLBでも指折りなのに
「無念の離脱を余儀なくされた仲間」とは、侍ジャパンに選出されていた鈴木誠也(シカゴ・カブス)である。去る2月25日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦(オープン戦)の直前に左腹斜筋を損傷。3日後に本大会出場辞退を強いられた。
28日の「WBCの方に頭が行っていたのでショックがでかい」と口にした鈴木だけに、無念さは計り知れない。そんな29歳の気持ちを慮ったヌートバーは3日の取材で離脱について問われ、第一声で「セイヤはいつだってグレートなんだ」と吐露。そして、こう続けた。
「セイヤとはずっとコミュニケーションを取っていて、僕が頼りにしている存在だ。今日の午後も連絡を取って日本語のフレーズを教えてもらった。この代表戦に挑むにあたって本当に頼りにしているよ」
日系人選手としては史上初の侍ジャパン選出となったヌートバー。そんな熱視線が注がれてプレッシャーのかかる状況下に加え、世界が注目するWBC参戦だ。「このシャツを着るのはタフだ」と語る彼にかかる負担の大きさは想像に難くない。だからこそ、辞退後もチームに馴染めるよう熱心にコミュニケーションを図ってくれた鈴木の存在は心強い。
予期せぬアクシデントにより、WBC辞退を余儀なくされた鈴木。彼の分まで活躍を誓うヌートバーの一挙手一投足を興味深く見守りたい。
取材・文●羽澄凜太郎(THE DIGEST編集部)
【関連記事】大谷翔平、“何もしてない”のに球場沸き立つ! ファンが熱狂したグラウンド登場シーンに見た「唯一無二の男」の凄み
【関連記事】「事実上阻止した」危機感を募らせる韓国メディアが日本のWBCチケット販売にチクリ「韓日戦で不利になる」
【関連記事】ヌートバー選出への“懐疑論”に覚える違和感。筒香嘉智とも比較された「攻守の貢献度」はMLBでも指折りなのに
関連記事
- 「超特急待遇!」「新幹線に乗らないなんて…」大谷翔平の帰国→侍ジャパン合流で日本大フィーバーに韓国メディアも過敏反応!【WBC】
- 大谷翔平、“何もしてない”のに球場沸き立つ! ファンが熱狂したグラウンド登場シーンに見た「唯一無二の男」の凄み【WBC】
- ヌートバー選出への“懐疑論”に覚える違和感。筒香嘉智とも比較された「攻守の貢献度」はMLBでも指折りなのに
- 「嫌だった」ダルビッシュ有が明かした宇田川会の舞台裏。訴えた、“選手の重圧”「一人が背負うには大きすぎる」【WBC】
- 「オオタニは後退する」米メディアが“メジャーMVP”を予想! 大谷翔平らの陰に隠れたア軍主砲に同情の声「怪物的な1年が忘れ去られた」