いよいよ開幕まで１週間を切ったワールド・ベースボール・クラシック（WBC）。日本と同じプールＢに組み込まれた韓国代表は順調に調整を続け、現地金曜日に行なわれた強化試合では地元チームを相手に10―２の快勝を収めた。
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　そんななか、WBCを闘う代表チームを熱烈に応援する特別サポーターチームが結成されたと、全国紙『スポーツソウル日本語版』が報じている。

　韓国野球委員会（KBO）と文化体育観光部が連携して発足したサポーターチームは、「青い波（プルン・ムルキョル）」と名付けられた。同紙は「"青い波"という名称には、歴代の野球韓国代表の象徴的なカラーである青色から着想を得て、会場内に大きな青い波をもたらし、韓国代表を勝利させようという意味が込められている」と説明。WBCに続くアジア大会、APBC（アジアプロ野球チャンピオンシップ）でも野球代表チームをサポートするという。

　サポーターチームのメインロールを担うのは、韓国国内で活動する８人の芸能人、インフルエンサー、KBO代表応援団（応援団長、チアリーダー）で、韓国女子野球のエースであるキム・ラギョンをはじめ、元KBO選手のシム・スチャン氏、ユ・ヒグァン氏、有名ユーチューバーらも含まれる。彼らが150人の野球ファンを連れて韓国を旅立ち、日本に住む同胞ファンと合流して大応援団を形成する予定だ。
  　３月３日の発足と正式発表を受けて、韓国プロ野球・KIAタイガースのチアチームでリーダーを務めるキム・ハンナさんが公式インスタグラムで"参戦"を報告。ひとつの動画をアップし、ユ・ヒグァン氏、チア仲間のキム・ジナさんと３人でさっそく応援ダンスを披露した。「青い波の応援団で東京に行くことになりました！大韓民国の勝利のために情熱的な応援をお届けします！」と興奮気味に綴っている。

　WBC韓国代表は３月４日に来日し、６日にオリックス・バファローズと、７日に阪神タイガースと強化試合を消化。WBCの１次ラウンドは９日のオーストラリア戦を皮切りに、10日に日本、12日にチェコ、そして13日に中国と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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