３月４日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表の大谷翔平（エンジェルス）は、中日との壮行試合前にフリー打撃を実施。バンテリンドームの５階席まで飛ばす強烈な当たりを披露すると、昨シーズン日本人選手最多56本塁打を放った村上宗隆（ヤクルト）もその打棒に目を丸くした。
【動画】村上宗隆も息を呑んだ！大谷のフリー打撃をチェック
前日侍ジャパンに合流したばかりの二刀流戦士は、外野でキャッチボールを行なったあと、グラブからバットに持ち替えフリー打撃に入った。メジャーリーガーから学ぼうと、チームメイトはゲージ裏に集まり、そのスウィングを食い入るように見つめた。
軽々と柵越えを連発する大谷を目にした村上は試合後、「初めて見たんですけど、凄かったですね。もう言葉が出ない」と口にしたうえで、「やっぱり打球の上がり方だったり、飛び方すべてにおいて違うなって感じがしました」と感服した。
４日の壮行試合を「４番・DH」で出場した村上は、４打数ノーヒットに終わった。芯から外れたあたりが続いたが、焦りは「全くないです」と冷静に答えている。そして「試合の中でも少しずつ良くなってきているので、今結果を求めないでほしい」とファンにお願いした。
守備につかなかった23歳は、ベンチで大谷から秘訣を探ったようだ。「トレーニングの仕方やバッターボックスの考え方だったり、色々な話をさせて頂きました」と話すも、その色々の内容については「いや、これは教えられないですね」と記者の質問から回避した。
日本トップクラスの村上さえも唸る大谷の打棒。８日に開幕する本大会に向けて、彼から教わったことを活かし、調子を上げてほしいものだ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】佐々木朗希が先発！侍ジャパンvs中日ドラゴンズの第２戦！
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軽々と柵越えを連発する大谷を目にした村上は試合後、「初めて見たんですけど、凄かったですね。もう言葉が出ない」と口にしたうえで、「やっぱり打球の上がり方だったり、飛び方すべてにおいて違うなって感じがしました」と感服した。
４日の壮行試合を「４番・DH」で出場した村上は、４打数ノーヒットに終わった。芯から外れたあたりが続いたが、焦りは「全くないです」と冷静に答えている。そして「試合の中でも少しずつ良くなってきているので、今結果を求めないでほしい」とファンにお願いした。
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