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日本は初戦で激突!元ソフトバンクの真砂勇介を擁する中国代表を韓国メディアはどう分析した?【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.06

プールBに所属する中国代表。日本は3月9日の初戦で対決する。(C) Getty Images ※写真は2017年のもの

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕まで、いよいよあと3日。本番が近づくにつれ、徐々にムードが高まってきている。
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 今大会でプールBに所属しているのは日本、韓国、中国、オーストラリア、チェコだ。そのなかの上位2チームが準々決勝に進出可能。日本は優勝候補のひとつとも言われており、侍戦士がライバルたちの前でどのようなパフォーマンスを見せるか注目が集まる。

 そんななか、韓国メディア『MHN_sports』は「中国代表ってどんなチーム?」と題した特集記事を掲載。ソフトバンクに昨季まで在籍し、現在日立製作所で活躍する真砂勇介(※日本国籍だが父親が中国国籍)を擁する中国代表を分析した。

 まず、同メディアは冒頭で中国代表についてこう述べた。

「ベールに包まれているため、甘く見てはいけないチームだ。とりわけ中国は、2008年の北京五輪と2009年のWBCで台湾に勝利している。韓国代表は、同オリンピックで中国に1対0で勝利したものの、互角の試合だった」

 そして、投手陣の中心的な存在は、朱権(チュ・グォン/KT)だと指摘。彼は、中国出身だが、すでに帰化手続きを終えた韓国人選手だ。中国人の父親と韓国人の母親を持つため、WBCの規定により中国代表として出場することができる。昨年は3勝3敗15ホールド、1セーブ、防御率3.91をマークした。

 続けて、同メディアは、打者のなかの要注意人物として、レイ・チャンと真砂の名前を挙げた。
 
 レイについては、「2009年のWBCで遊撃手として出場したレイは、中国チームの勝利に貢献。現在39歳のベテランであり、豊富な経験があるため警戒が必要だ」と論じると、続けて真砂については「2016年のWBSC U-23W杯で、日本代表として出場したマサゴは、大会MVPを獲得。彼は、今大会では中国打線を活気づけそうだ」と見解を示している。

 3月9日の開幕戦で日本は中国と激突。その後は韓国、チェコ、そしてオーストラリアの順で対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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