ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に臨む侍ジャパンの壮行試合・阪神戦は３月６日、京セラドーム大阪で行なわれ、８対１で侍ジャパンが大勝した。「３番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は、２本の３ランを放ち、６打点を挙げる異次元の大活躍を見せている。

【動画】詰まりながらもホームラン確信！ 大谷翔平、衝撃の２本目の３ラン
　試合後、ヒーローインタビューに答えた大谷は、「今日（合流後）初めてのゲームだったが、いい雰囲気で戦えた」と冷静に振り返ると、阪神先発の才木浩人から放った片膝を突きながらもフォークをすくい上げた１本目のホームランについて、「才木投手も素晴らしいボール投げていたので、なんとか負けないように良い角度で振ることができた」と自己評価してみせた。

　さらに、圧巻の２打席連続アーチについては、「フルカウントだったのでシンプルに甘い球を打とうと思った。ちょっと詰まりましたけど、力でなんとか運べてよかったと思う」と振り返った。

　７日には本番前最後の強化試合となるオリックス戦を迎える侍ジャパン。大谷は「明日もう１試合あるので、まずは明日に向けて調整したい」と意気込むと、最後に「まだまだ声援が足りないので、もっともっと大きい声援をお願いします！」とファンを煽る一言。これにスタンドも反応し、この日のヒーローに大声援を送っていた。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】「規格外とか言うレベルを超越」大谷の“片手３ラン”をチェック

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