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侍ジャパン

中国メディアが米国出身の侍・ヌートバーを特集!! 「急速に人気を高める理由」としてさまざまなエピソードを紹介!【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.10

中国戦ではWBC初ヒットを含む2安打と躍動したヌートバー。写真:鈴木颯太朗

中国戦ではWBC初ヒットを含む2安打と躍動したヌートバー。写真:鈴木颯太朗

 3月8日に開幕したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。すでに初戦を終えた国もあり、各国を代表するプレーヤーの躍動する姿が世界中のプロ野球ファンを沸かせている。
 
 3度目の世界一を狙う日本代表は「史上最高」とも目される豪華メンバーで今大会に挑む。その中で、日本チームで初めて代表選手としてプレーするのがセントルイス・カーディナルスのラーズ・ヌートバーだ。

 日本代表の一員として初めてのゲームとなった阪神との強化試合で挨拶代わりの安打を放ち、実力を示し、また、「ペッパーミル」パフォーマンスもチーム内、野球ファンの間で定着。メジャーリーガーとしてプレーはもちろん、チームのムード作りでもそのキャラクターが活きている。

 米国出身の侍戦士の存在は海外でも話題に。中国スポーツメディア『運動視界』はヌートバーのプレーの他、グラウンド外での表情も伝えている。

「ヌートバーが急速に人気を高める理由」と銘打たれた3月8日のトピックでは「昨年、カーディナルスのレギュラーだったヌートバーは、野球人生のほとんどをアメリカのスポーツ界で過ごしてきた。日本の栗山英樹監督以下、目の肥えたコーチングスタッフがいなければ、この選手に注目する日本のファンは少なかっただろう」と代表入りへの印象を綴っている。

 その上で日本での様子について「言葉の壁があり、日本チーム合流したのが大会直前からだったにもかかわらず、日本のメディアが捉えた多くの映像からはほとんど笑顔で、身振り手振りを交えながら、まぎれもない熱意を表現している」と指摘。

 さらに阪神との強化試合を振り返り「阪神戦では、ショウヘイ・オオタニが1試合で2本塁打、6打点を挙げ、その『異次元技』が世界を揺るがした中、ヌートバーは誰よりも興奮していたように見えた」と記している。

 また「ファンがヌートバーにサインを求めていた場面でも、彼はほとんどサインに応じ多くの時間を費やした。また、ある時はひざまづいて小さな子供と触れ合うこともあった」とファンとの交流のエピソードも紹介している。

 チーム合流から間もないものの、すでにその人間性が国内外のメディアにより広く伝えられてきているヌートバー。今大会、背番号23が「侍ジャパン」で大会を通して注目を集める存在であることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】ヌートバーの華麗なファインプレー!! 中国戦でのスライディングキャッチをチェック

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