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侍ジャパン

ヌートバー同僚「打率.125」と苦戦!韓国メディアは“戦犯”扱い「期待とは正反対」「やるべき選手が機能しなかった」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.11

期待値が高かったエドマンだが日本戦では4打数無安打と快音は響かずに終わった。写真:梅月智史

期待値が高かったエドマンだが日本戦では4打数無安打と快音は響かずに終わった。写真:梅月智史

 大きな期待が“失望”に変わった。

 韓国系米国人としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国代表に招集されたメジャーリーガー、トミー・エドマン(カーディナルス)。2021年にナショナル・リーグ二塁手としてゴールドグラブ賞を獲得し、2桁本塁打という頼もしい存在の参戦に韓国国内の期待値は高まっていた……。
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 だが3月9日に行なわれたオーストラリア戦では4打数1安打1四球、10日の日本戦では4打数無安打と、リードオフマンとして機能せず「打率.125」と低迷。自慢の守備でもミスが生まれるなど、チームの柱と考えられていた彼を責め立てる声は次第に大きくなっている。

 オーストラリア戦、日本戦と連敗を喫した韓国は、1次リーグ敗退の危機にさらされた。日本戦後、見るに堪えない状況に同国メディア『xportsnews』は、「切り込み隊長として出塁しないといけないエドマンだが、4打数無安打と打棒が沈黙。さらに悪送球のエラーで不安な姿を示した」と伝えたうえでえ、こう批判した。

「俊足と正確な打撃、そして2021年はナショナル・リーグの二塁手ゴールドグラブ賞を受賞した彼の堅実な守備は、韓国代表の大型補強として期待とは正反対なものとなった」
 
 さらにポータルサイト『MT』は、「エドマンはメジャーリーガーの偉大さを示せなかった。彼の打棒が沈黙したため、韓国打線は活路を見いだせず大敗に終わった」と敗報を打った。そしてカーディナルスで同僚であり、日本代表ラーズ・ヌートバーと比較するため、巨人の元助っ人であり同国放送局『MBC』で解説を務めたチョン・ミンチョル氏の言葉を借りた。

「韓国がエドマンを招集した際にみんな彼を歓迎した。日本のヌートバーとは温度差があった。だけど、ヌートバーは自身のパフォーマンスでそれを克服した」

 同メディアは、最後に「やるべき選手が機能しなかった韓国は、ライバル日本に惨敗を喫した」と戦犯扱いをした。頼みのメジャーリーガー勢が振るわず苦戦する韓国。その一方、全員野球で2勝目を挙げた侍ジャパン。明暗は分かれたようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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