3月11日に東京ドームで行なわれたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプールB第3戦、チェコ代表との試合に10-2で快勝した日本代表。ゲーム後、チームを率いた栗山英樹監督が会見に応じた。
「3試合ともそうですが、国際大会の難しさというか、じりじりした試合展開だった。勝ち切れたけれど、改めて難しさを感じた試合だったなと思います」と試合を振り返った栗山監督。
3回2/3を被安打2、奪三振8、失点1(自責点0)と見事なピッチングを披露し、勝利投手となった先発の佐々木朗希については「一球一球魂を込めて、目一杯投げている朗希の姿がベンチでもすごく感じられた」と評価。12年前のこの日、東日本大震災の被災地となった東北出身の若き右腕の気迫のこもった投球は、指揮官の目に「スピードとかボールとかそういうことよりも、彼もいろんなことを感じながら、ボールを投げるというよりも思いを届けている、そんな風に見えました」と映ったようだ。
前の試合まで7打数ノーヒットと、強化試合から不振が続いていた4番・村上宗隆については「バッターというのは、調子がいい時となかなか思うように打てない時がありますが、自分を信じて前に進んでくれた」と称賛。
3試合で計31点と打線も好調だが、次のオーストラリア戦に向けて「点は取れているけれど、調子がいいかどうかははっきりと感じられるものではなく、非常につかみにくい部分がある。1日1日全力で戦っていくだけ」と気を引き締めた。
明日の先発は「山本由伸投手でいきます。適応性のあるピッチャーなので、大事なゲームになってくるけれど、自分の力を発揮してくれると思います」と発表。
対戦相手のチェコについては「野球を続けるには大変な環境のなか、仕事もしながら(プレーしている)といった話も聞いています。そのなかで『野球が好きだ』という思いをすごく感じましたし、我々もそういう思いでやらなくてはと思いました。非常に心地いいというか、みんな一生懸命で気持ちのいい、礼儀正しいチーム。野球をやっていくなかで、忘れちゃいけない気持ちを(我々も)胸に刻みながらやらなくてはと思いました」と最大限の賛辞を贈った。
「3試合ともそうですが、国際大会の難しさというか、じりじりした試合展開だった。勝ち切れたけれど、改めて難しさを感じた試合だったなと思います」と試合を振り返った栗山監督。
3回2/3を被安打2、奪三振8、失点1(自責点0)と見事なピッチングを披露し、勝利投手となった先発の佐々木朗希については「一球一球魂を込めて、目一杯投げている朗希の姿がベンチでもすごく感じられた」と評価。12年前のこの日、東日本大震災の被災地となった東北出身の若き右腕の気迫のこもった投球は、指揮官の目に「スピードとかボールとかそういうことよりも、彼もいろんなことを感じながら、ボールを投げるというよりも思いを届けている、そんな風に見えました」と映ったようだ。
前の試合まで7打数ノーヒットと、強化試合から不振が続いていた4番・村上宗隆については「バッターというのは、調子がいい時となかなか思うように打てない時がありますが、自分を信じて前に進んでくれた」と称賛。
3試合で計31点と打線も好調だが、次のオーストラリア戦に向けて「点は取れているけれど、調子がいいかどうかははっきりと感じられるものではなく、非常につかみにくい部分がある。1日1日全力で戦っていくだけ」と気を引き締めた。
明日の先発は「山本由伸投手でいきます。適応性のあるピッチャーなので、大事なゲームになってくるけれど、自分の力を発揮してくれると思います」と発表。
対戦相手のチェコについては「野球を続けるには大変な環境のなか、仕事もしながら(プレーしている)といった話も聞いています。そのなかで『野球が好きだ』という思いをすごく感じましたし、我々もそういう思いでやらなくてはと思いました。非常に心地いいというか、みんな一生懸命で気持ちのいい、礼儀正しいチーム。野球をやっていくなかで、忘れちゃいけない気持ちを(我々も)胸に刻みながらやらなくてはと思いました」と最大限の賛辞を贈った。
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