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「最下位だとさらなる屈辱が…」1R敗退の韓国代表がそれでも中国戦に勝たなければいけない切実な理由【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.13

1R敗退に終わった韓国代表。だが中国戦も全力で臨み、最下位だけは回避しなければならない。(C)Getty Images

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりのベスト4進出を目標に掲げていた韓国代表だが、最終戦を待たずして1次ラウンドでの敗退が決まった。3月13日の第1試合でオーストラリアがチェコを下してプールBの2位を確保。第2試合のナイターで中国とのゲームを残すなか、チームは暗いムードに包まれている。

 それでも、両国にとっては"消化試合"とならない。なぜならグループ最下位で終えると、次回のWBCでは予選から戦わなければいけなくなるからだ。韓国メディア『Edaily』は「韓国が中国に勝たなければならない理由」と題して、次のようにレポートしている。

「3大会連続の早期敗退は屈辱でしかないが、中国に負ければさらなる屈辱に苦しむかもしれない。WBCの次回大会は2026年に開催されるが、もし韓国が今大会でグループ最下位に終わると、次回は本大会へのシード権が奪われ、予選から参加しなければいけなくなるからだ」

 今大会の予選は昨年秋にパナマとドイツで開催(それぞれ6か国が出場)され、チェコ、英国、パナマ、ニカラグアが本大会行きのチケットを手に入れた。今大会のプールAでは地元の強豪・台湾がまさかの最下位に沈み、次回大会は予選からのエントリーが確定している。
 
 韓国が中国に勝てば、2勝2敗で単独3位が決まるが、敗れるとチェコ、中国とともに1勝3敗で並んでしまう。当該チーム間の対戦成績は3か国すべて1勝1敗のため、当該チーム間の失点率で順位が決まる。現時点でチェコが17イニングで12失点、中国が9イニングで8失点、そして韓国が9イニングで3失点だ。つまり、韓国はたとえ中国に負けても大量失点さえしなければ、最下位を回避できる計算となる。

 戦力値で見れば韓国が断然有利で、かなりのアドバンテージがあるだろう。だが、早期敗退のショックと圧し掛かるプレッシャーが選手たちのプレーに影響を与える可能性はゼロではない。『Edaily』は「心配が杞憂に終わるよう、集中力を失わず、最後まで最善を尽くさなければならない」と発破をかけた。

構成●THE DIGEST編集部

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