侍ジャパン

悩める村上宗隆にとってダルビッシュ有はどんな存在? 怪我で出場辞退の鈴木誠也とは「常にLINEしている」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.14

1次ラウンドでは4戦4番を務めた村上。不振にあえいでおり、落ち込んだ様子も見られた。写真:梅月智史

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準々決勝進出を決めた日本代表は3月14日、東京ドームで練習を実施。侍ジャパンの村上宗隆(ヤクルト)が、16日のイタリア戦に向けて決意を述べるとともに、大先輩との関係を打ち明けた。
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 1次ラウンドでは、全4試合で4番を託された村上。だが、思うような成績を残せておらず、14打数2安打、7三振と不振にあえいでいる。そうしたなかで、短期決戦を前にインタビューに応じた背番号55は、「勝つことだけ。負けたら終わりなので。勝てるように頑張りたい」と力を込めた。

 村上の低調ぶりには、大先輩からもエールが届く。今大会で怪我により出場辞退となった鈴木誠也(シカゴ・カブス)からは、村上のモノマネ動画が海の向こうから寄せられており、「顔を上げて頑張れ!」と22歳を鼓舞。それについては、「元気出ました。常にLINEしている」と感謝の意を示した。

 また、12日のオーストラリア戦で、最年長のダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が、「野球なんで気にしても仕方ない。人生のほうが大事ですから。野球くらいで落ち込む必要はない」と発言。愛のあるメッセージを受け取った村上は、「その通りだなと思う」と相槌を打っている。
 
 続けて、チームを引っ張ってくれるダルビッシュの存在について、村上は「投手野手関係なく喋ってくれるので、すごく力になる」と頼もしさを感じているようだ。どんな会話をするのか聞かれると「他愛もない会話をたくさんする」と明かした。

 そして、WBC準々決勝のイタリア戦に向けて「ある程度情報は入ってきている。今日からまた詳しい情報を入れながら、取り組んでいきたい」と意欲を高めた村上。日本の至宝の"どでかい一発"に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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