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「我々は怖くはない」メキシコ監督、”強気の構え”で侍ジャパンに挑む!「日本は素晴らしいチーム」と称賛も、選手を信頼!【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.18

プエルトリコに4点を先制されるも、最後まで粘って勝利を掴んだメキシコ代表。(C)Getty Images

 現地3月17日に行なわれたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で、メキシコ代表は前回2位のプエルトリコに逆転勝利。同国史上初のベスト4進出を決めた。

 初回に4点を失ったメキシコだが、誰一人諦めなかった。2対4と2点ビハインドの7回2死満塁で逆転のチャンスを迎えると、5番のアイザック・パレデス(レイズ)がレフトへ同点タイムリーを放ち、続くルイス・ウリアス(ブルワーズ)はライト前に落とす適時打で、勝ち越しに成功した。
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 チーム全員で掴み取った歴史的勝利に選手、スタッフは歓喜に沸いた。試合後の会見でベンジー・ジル監督は「とんでもない試合だった。彼らは最後の瞬間まで戦い抜いた。もちろんプエルトリコの選手のプレーと努力も称えたい」と健闘を称えたことをメキシコ代表の公式Twitterは伝える。

 現地20日の準決勝で日本代表と激突するメキシコ。同指揮官は「日本は素晴らしいチームで、スターがたくさんいる。彼らの方が勝ることは承知しているけど、我々は怖くはない。フィールドでベストを尽くせばいいだけだからね」と自信に満ちた様子だ。
 
 大谷翔平が所属するエンジェルスの一塁ベースコーチをも務めるジル監督は、「最も重要なことは、メキシコの選手が最高レベルで能力を発揮ですることだ」と力を込めたうえで、「メキシコはどんな強豪とも戦える。その一員として関われていることは、とても幸せなことだ」と話した。

 1次ラウンドでは前回王者アメリカを倒し、プールCを首位で突破しているメキシコ。波に乗る彼らに侍ジャパンはどの様に挑むのか。その一戦に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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