3月19日、中日のドラフト1位ルーキー、仲地礼亜が楽天とのオープン戦で本拠地デビューを飾った。しかし、その初球で、いきなりの珍事件が起きた。
初回に相手先頭打者の辰己涼介に対して、仲地は初球低めにスライダーを投げ込んだ。これに辰己はスイングをしたが、球審の古賀真之氏の手は上がらず。2球目が内角に外れボールとなった後、捕手の郡司裕也がスコアボードの表示の異変に気づき、古賀球審に確認。立浪和義監督もベンチから出てきて抗議した。それでも結果は覆らなかった。
これには中継の『DAZN』で実況を務めた飯塚治氏、さらに元中日の選手で、この試合の解説を務めた英智氏が共に驚きの様子だ。飯塚氏が「完全な空振りがあったんですが…」と説明すると、これには英智氏も「審判の方が見てなかったんでしょうかね、何なんでしょうかね。珍しいですね」と言及し、こう続けた。
「シーズンだったらもう少し抗議の時間を長くとる。試合を妨げるワンシーンだったと思う。致し方がないという感じでベンチに引っ込まれましたけど…」
切り替えがうまくいかず、初回に3点を献上した仲地。それでも2回以降は立ち直り、多彩な変化球で楽天打線を封じ、4回(83球)を投げ、被安打4、与四球4、5奪三振、3失点で終えた。
構成●THE DIGEST編集部
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切り替えがうまくいかず、初回に3点を献上した仲地。それでも2回以降は立ち直り、多彩な変化球で楽天打線を封じ、4回(83球)を投げ、被安打4、与四球4、5奪三振、3失点で終えた。
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