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超逸材・佐々木朗希の“快投”に米識者たちも熱視線! 日本を追う記者は失点シーンに「ついてない。最悪だ」と嘆き【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.21

メキシコ打線を相手に力強いボールを投げ込んだ佐々木。その快投は目の肥えたアメリカの識者たちも唸らせた。(C)Getty Images

 現地時間3月20日に行なわれているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝のメキシコ代表戦。この負けたら終わりの大一番で、日本代表の先発マウンドに立ったのは、21歳の佐々木朗希(ロッテ)だ。

 初回から21歳とは思えぬ落ち着いたピッチングを披露した。メキシコの先頭打者で、短期決戦に滅法強いランディ・アロザレーナを163キロの4シームで空振り三振を奪うと、そこからはフォークを織り交ぜながら小気味よいピッチングを披露。3回を終えて無失点とメジャーリーグで活躍する難敵が揃うメキシコ打線を抑え込んだ。

 しかし、4回表に2死から連打を浴びて一、二塁のピンチを招いた佐々木。すると、ここまで打率.214と当たっていなかったルイス・ウリアスに甘く入った抜けたスライダーを左中間のスタンドまで運ばれ、3ランホームランを被弾した。

 3点を先行される形となった佐々木。しかし、若武者が見せた投球には米識者からも賛辞が続々と寄せられた。1次ラウンドから日本代表を取材しているMLB公式サイトのマイケル・クレア記者は佐々木が2アウトから許したヒットがいずれも打ち取った当たりであったことから「本当についてない。最悪だ」と嘆き、「日本には4人のエースがいる。そして、コウダイ・センガがメッツのキャンプにいるため、一人欠けているんだ。それを考えると、驚くべきチームなんだ」と訴えた。
 

 また、メジャーを中心に投手の分析を日々発信している"ピッチングニンジャ"ことロブ・フリードマン氏は「彼はこれだけやるのに、まだ21歳だ」と驚嘆。そして「彼のスプリットはあなたの健康に害を及ぼす可能性があるほど危険だ」と絶賛した。

 なお、日本が先行された試合は4回を終えて、3対0でメキシコがリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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