流れを大きく引き寄せるファインプレーが飛び出した。
現地時間3月20日に行なわれているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝の日本代表vsメキシコ代表。勝者がアメリカ代表の待つファイナルに駒を進める大一番でビッグプレーを繰り出したのは、ランディ・アロザレーナ(タンパベイ・レイズ)だ。
メキシコが3対0とリードして迎えた5回裏だった。なんとしても追いつきたい日本は、先頭打者の岡本和真(巨人)が、先発のパトリック・サンドバルがカウント1-0から投じたど真ん中へのチェンジアップを捉える。
甘く入った失投を捉えられ、マウンド上もサンドバルも思わず天を仰いだ一打。しかし、これをレフトのフェンス際まで追いかけたアロザレーナは、ジャンプ一番。目いっぱいに伸ばしたグラブで見事にキャッチしてみせたのだ。
捕った瞬間にサンドバルは脱帽。アロザレーナは「どうだ!」と言わんばかりの表情で、その場で仁王立ちしてアピール。これにはメキシコのファンが大勢駆け付けた会場も大きく湧いた。
この超がつくほどのファインプレーには米メディアも驚嘆。米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏は「なんてこった! アロザレーナがまたやったぞ」と絶賛。さらに『FOX Sports』も「オーマイゴッド!」と言葉を失った。
また、米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者は、「伝説という言葉はよく耳にするが、あのホームランボールを奪ったランディは正真正銘の伝説だ」と褒めちぎった。
メジャーリーグでは、過去2年連続で20本塁打&20盗塁をクリアしているポテンシャルの持ち主であるアロザレーナ。19歳でキューバからメキシコに命からがら亡命した彼の決死のプレーが“母国”のピンチを救った。
構成●THE DIGEST編集部
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甘く入った失投を捉えられ、マウンド上もサンドバルも思わず天を仰いだ一打。しかし、これをレフトのフェンス際まで追いかけたアロザレーナは、ジャンプ一番。目いっぱいに伸ばしたグラブで見事にキャッチしてみせたのだ。
捕った瞬間にサンドバルは脱帽。アロザレーナは「どうだ!」と言わんばかりの表情で、その場で仁王立ちしてアピール。これにはメキシコのファンが大勢駆け付けた会場も大きく湧いた。
この超がつくほどのファインプレーには米メディアも驚嘆。米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏は「なんてこった! アロザレーナがまたやったぞ」と絶賛。さらに『FOX Sports』も「オーマイゴッド!」と言葉を失った。
また、米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者は、「伝説という言葉はよく耳にするが、あのホームランボールを奪ったランディは正真正銘の伝説だ」と褒めちぎった。
メジャーリーグでは、過去2年連続で20本塁打&20盗塁をクリアしているポテンシャルの持ち主であるアロザレーナ。19歳でキューバからメキシコに命からがら亡命した彼の決死のプレーが“母国”のピンチを救った。
構成●THE DIGEST編集部
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