現地月曜日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は準決勝の第２試合が行なわれ、日本代表がメキシコと対戦。４対５で１点を追う９回裏、無死一、二塁で打席に立った５番・村上宗隆が起死回生の逆転タイムリーを放ち、侍ジャパンが劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

　このビッグプレーが日本中に熱狂を運んだ直後から、ツイッター上では「イチロー」が即座にトレンドワード入り。WBCの2009年大会決勝、延長10回表だった。韓国との一戦で不振続きだったイチローが、二死二、三塁で見事にセンター前ヒットを打ち、決勝点をマークした場面がリトリビュートされたのだ。

　この日のメキシコ戦でも４打数無安打３三振と、チャンスをフイにしていた村上。我慢強く起用し続けた栗山英樹監督の期待についに応え、歴史に残る大仕事をやってのけた。このドラマ性と活躍ぶりを、14年前のイチローが生んだ感動シーンにだぶらせたファンが多かったのだ。
  　ツイッター上では「村上とイチローが重なった」「あの興奮までよみがえったよ」「もうマジで涙でたわ」「福留も忘れるな」「土壇場で打つか打たないかやな」「同じセンターってところがグッと来た」など、さまざまな声が寄せられている。

　興奮さめやらぬなか、日本時間水曜日に日本代表はアメリカとの決勝を戦う。14年ぶりの覇権奪還なるか。村上が完全復活を告げるホームランを放つか。大注目の大一番は午前８時スタートだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】村上宗隆が放った起死回生の逆転サヨナラヒットを“村上専用カメラ”で追った！

【画像】「村上打ったー！」劇的サヨナラ勝利となった準決勝メキシコ戦を厳選ショットで振り返る！

【画像】韓国で大人気の美女チアリーダー、キム・ハンナが公開した“悩殺ショット”集をチェック！