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「タカハシのスプリットはえげつない!」侍ジャパン最年少・高橋宏斗の好投に米メディア衝撃!「非現実的だ」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.22

アメリカの強力打線を抑えた高橋は雄叫びを上げた。(C) Getty Images

 現地時間3月21日(日本時間22日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表は、米マイアミのローンデポ・パークでアメリカ代表と決勝を行ない、3対2で勝利。2009年の第2回大会以来、14年ぶり3度目の頂点に立ち、無敗での完全優勝は、2013年のドミニカ共和国に続く大会史上2度目の快挙となった。

 この日、世界に衝撃を与えた一人が、2点リードの5回に登板した高橋宏斗(中日)だ。2安打で2死一、二塁を招きながらも、マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)、ポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カーディナルス)から連続三振を奪い、カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)を中飛に抑えるなど、1回無失点で降板した。

 強力なアメリカ打線に対して真っ向勝負を仕掛け、好投した侍ジャパン最年少の20歳には、現地からも衝撃の声が続々。かつてサンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨーク・ヤンキースなどでプレーしたジョージ・コントス氏は、トラウトから空振り三振を奪ったスプリットに注目し、「タカハシが、えげつないものを投げている」と反応を示している。
 
 また、"ピッチング・ニンジャ"の愛称で知られる米投球分析家のロブ・フリードマン氏は、奪三振シーンの映像を掲載した上で、「ヒロト・タカハシ、意地悪なスプリッターだ」とツイート。米紙『Washington Post』などに執筆するロス・ジャンフォーチュン氏は、「タカハシのスプリットは非現実的だ。NPBで彼から打てる人はいるのだろうか?」と呟いていた。

 WBCの舞台でもそのポテンシャルを遺憾なく発揮してみせた高橋。今後の成長も楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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