第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が現地3月21日(日本時間22日)、米マイアミのローンデポ・パークで行われ、侍ジャパンがアメリカ代表に3対2で勝利。2009年以来、14年ぶり3度目の世界一に輝いた。
歓喜の1日となった日本列島。ニュース番組はWBC優勝一色となっている。そのなかで、TBSの『Nスタ』に出演したWBC第1回優勝メンバーの川﨑宗則氏は「素晴らしい」と侍ジャパンの世界一奪還に賛辞を贈ると、大谷の試合前の声出しに注目した。
日米を席巻する二刀流はまず、「憧れるのを、やめましょう」と語り始める。そして、メジャーリーガーとしてではなく、ひとりの日本人プレーヤーとして話し始めた大谷はチームの士気を高めた。
「ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センター見たらマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球やっていれば誰しもが聞いたことがあるような選手たちがいると思うんですけど、今日1日だけは、やっぱ憧れてしまったら超えられないんで」
「今日、超えるためにトップになるために来たんで。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ、行こう!!」
この言葉を聞いた川崎氏は「震えました」とコメント。その理由に「大谷選手の声出しが、17年前のイチローさんの言葉と同じだった」と答え、2006年の第1回大会を回顧した。
川崎氏は当時イチローがチームメイトにかけた言葉を紹介し、「絶対に浮ついちゃダメ。俺らが一番だ。胸を張ってメジャーリーガーに臆することはない」と伝え、アレックス・ロドリゲス、デレク・ジーター、ケン・グリフィーJr.など、メジャーのスター選手が揃ったアメリカに臆することなく、立ち向かうことができたとコメントした。
17年前の日本代表を引っ張ったチームリーダーの面影と重ね合わさった大谷の言葉。ドラマチックな試合展開だったこともあり、異彩を放つ二刀流の言葉をより深いものにさせたかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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