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侍ジャパン

「やめてくれ! 見苦しいぞ」WBC決勝敗戦に“言い訳”のファンへ米識者が猛反論「今は日本が強い。差は僅かじゃない」

THE DIGEST編集部

2023.03.24

多士済々のメンバーが一致団結して世界の頂点に立った日本。そんなサムライたちに敗れたアメリカでは“言い訳”が……。(C)Getty Images

多士済々のメンバーが一致団結して世界の頂点に立った日本。そんなサムライたちに敗れたアメリカでは“言い訳”が……。(C)Getty Images

 現地3月21日に行なわれた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝で、日本代表はアメリカ代表に3対2で勝利。悲願だった14年ぶりの世界一に輝いた。

 大会を無敗で勝ち切った日本は、決勝も難敵を相手に投打で奮闘。文字通りの死闘を制し、日本を歓喜させた。一方でアメリカでは一部のファンから代表チームに怒りの声が噴出。とりわけ打線はスター選手が名を連ね、期待も小さくなかっただけに、「まったくもって恥ずかしい」「驚くほどアメリカが弱かった」「いや、投手陣は本気のメンバーじゃなかった」といった意見が相次いだ。

 ともすれば、負け惜しみのようにも聞こえるコメントの数々。そこに一石を投じる識者が現れた。米ラジオ局『CBS Sports』の番組でホストを務めているマーク・ライアン氏は、日本との決勝後に自身のツイッターを更新。「日本は、すでに(WBCで)3回も優勝している。一方でアメリカは1回だけだ。これは僅かな差じゃない」と訴えたのである。

 さらにイチローや大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)らを引き合いに出し、「日本の最高の選手がMLBにやってきて、日本のリーグよりも、さらに優れた活躍をしている」と強調した同氏は、次のように論じる。
 
「野球においては、私たちよりも日本がベターなんだ。野球が誕生したのはアメリカだが、今は日本の方が強い。現在のMLBベストプレーヤーは? オオタニ(日本)。過去のMLBベストプレーヤーは? イチロー(日本)。これ以上、答えはない」

 日本の強さを強調し続けるライアン氏の投稿には、当然、批判的な意見が殺到する。そのなかで「今回の日本とアメリカは同じレベルではない。こちらはC級の投手を出していた。事実はいつから言い訳になったんだ」と問われた同氏はキッパリと反論している。

「それは日本の問題ではありません。言い訳はやめてくれ! 見苦しいぞ。そもそも良い投手陣が呼べないというのならそれは誰のせいだ? WBCのような世界大会は結果ですべてが判断される。日本は文化的な背景もあって、最高な選手たちがプレーを望んだ。それについて我々は何も言えない」

 次回大会は3年後の2026年。日本を前に辛酸をなめた“野球の母国”は、どのような陣容で臨むだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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