現地３月24日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、米アリゾナ州テンピの球団施設で行われているアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下のマイナー球団を相手に登板。５回途中（81球）で降板し、被安打４、１失点、１四球、８奪三振と順調な調整ぶりを見せた。

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　ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に日本代表として出場し、金メダル獲得に貢献した二刀流は、早くもシーズンに向けて切り替えているようで、WBC決勝の米国戦でクローザーを務めて以来、中２日でマウンドに上がり、コンディションの良さを窺わせた。

　試合後に大谷は、次なる目標として“ワールドシリーズ制覇”を掲げた。「ポストシーズンやWBCのような短期決戦の熱量は特別だなと思いました」と口にし、今度はエンジェルスで世界一を成し遂げたいと意欲を示している。
  「エンジェルスで今年、まずワールドシリーズに出て、そこで勝ちたいと改めて思いました。今はそこしか考えていない」

　その第一歩として、現地３月30日のオークランド・アスレティックス戦で開幕投手を務める28歳は、「１週間くらいしっかりリカバリーをとって、万全の状態でシーズンに臨みたい」と気を引き締めた。

構成●THE DIGEST編集部

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