現地3月30日、メジャーリーグの2023年シーズンが開幕。敵地でオークランド・アスレティックスと対戦したロサンゼルス・エンジェルスは、大谷翔平が「3番・指名打者兼投手」で先発した。
2年連続で開幕投手の大役を任された大谷。先のワールド・ベースボール・クラシックで大活躍を遂げてから迎える今季は、やや疲労が不安視もされたが、野球ファンの熱視線を注がれる背番号17は初回から疲れ知らずの快投を見せる。
1回表の第1打席は、相手先発カイル・ミュラーの前に空振り三振で凡退した大谷。だが、その直後の休む間もなくマウンドに立つ。
この日の先頭のトニー・ケンプを四球で歩かせてしまうも、続くコナー・カイペルは磨いてきたスイーパーを打たせて一塁ゴロに切って取る。そして、1死一塁としたところで迎えたアレドミーズ・ディアスにはカウント2-2から97.1マイル(約156.2キロ)の4シームで見逃し三振を奪取。そして4番のセス・ブラウンは2球目に投じたスイーパーでライトフライに危なげなく打ち取った。
寒さからやや制球に苦しんだ感はあったが、危なげない立ち上がりに米メディアから早くも反応が相次ぎ。米メディア『The Athletic』などに寄稿しているブレント・マグワイア記者は、大谷が初回に投じた15球のうち11球が「スイーパー」(大きく横滑りする変化球)であったために「これは昨シーズンの後半に見せたスイーパーに依存した形を継続している」とツイッターで分析した。
構成●THE DIGEST編集部
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1回表の第1打席は、相手先発カイル・ミュラーの前に空振り三振で凡退した大谷。だが、その直後の休む間もなくマウンドに立つ。
この日の先頭のトニー・ケンプを四球で歩かせてしまうも、続くコナー・カイペルは磨いてきたスイーパーを打たせて一塁ゴロに切って取る。そして、1死一塁としたところで迎えたアレドミーズ・ディアスにはカウント2-2から97.1マイル(約156.2キロ)の4シームで見逃し三振を奪取。そして4番のセス・ブラウンは2球目に投じたスイーパーでライトフライに危なげなく打ち取った。
寒さからやや制球に苦しんだ感はあったが、危なげない立ち上がりに米メディアから早くも反応が相次ぎ。米メディア『The Athletic』などに寄稿しているブレント・マグワイア記者は、大谷が初回に投じた15球のうち11球が「スイーパー」(大きく横滑りする変化球)であったために「これは昨シーズンの後半に見せたスイーパーに依存した形を継続している」とツイッターで分析した。
構成●THE DIGEST編集部
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