現地３月30日に行なわれたオークランド・アスレティックスとの開幕戦で先発した大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）は、６回（93球を投げ）、被安打２、与四球３、10奪三振、無失点と好投を見せた。２年連続で任された大役を見事に果たした大谷だが……。

　１対０で迎えた８回に３番手でマウンドに上がったアーロン・ループが、連打を浴び逆転を許してしまった。そして９回エンジェルス打線は繋がらず、反撃に転じることが出来ないまま、初戦を落としたのだ。

【PHOTO】WBCのMVPに輝いた大谷翔平を特集！ペッパーミルパフォーマンスや笑顔など秘蔵ショット満載！

　大谷が二刀流で孤軍奮闘する姿がここ２シーズンほど続いているエンジェルス。そのため、日本の多くのメディアは彼の活躍を伝えるたびに、「なおエンジェルスは試合に敗れた」と報じることが多く、ファンの間では略して「なおエ」と口ずさんでいる。

　今オフにフリーエージェント（FA）になる大谷の去就に日米の関係者、ファンが注目を注ぐなかでの開幕戦であったが、早くも「なおエ」の状況に米国のポッドキャスト番組で司会を務めるダン・クラーク氏は失望したようだ。
  「こんな夜があると、ショウヘイ・オオタニがすぐにでもエンジェルスを去りたいと考えるのは必然だと感じてしまう」

　そして「非常に素晴らしいスタートだったのに……。無駄になってしまった」とエンジェルスの問題を言及。大谷はメディアを通して「勝ちたい」と事あるごとに口にしているからこそ、今回のようなゲームが続けば移籍を考えるだろう。

　９年ぶりのポストシーズン進出を目指す同球団。残り161試合あるなかで、どの様なパフォーマンスを見せてくれるだろうか。今後に期待したいものだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「非常識だ！」大谷翔平が披露した“キレキレ”スイーパーに米記者も唸る！56cmも変化するボールに驚きの声「全部反則だ」

【関連記事】渾身101マイルで無失点！ 大谷翔平、開幕６回10Kで球団史上４人目の記録達成も…チームは“なおエ”で逆転負け

【関連記事】「付き合っちゃえ」WWE女子レスラーが大谷翔平との“豪華２ショット”を公開！日米ファンは大盛り上がり「腕を傷つけないでよ！」