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MLB

大谷翔平の100年ぶりとなる“珍記録”にエ軍広報も驚き! 8回の申告敬遠には敵地ファンが異例のブーイング

THE DIGEST編集部

2023.03.31

第4打席に申告敬遠で歩かされた大谷。球場全体からブーイングが飛んだ。(C)Getty Images

第4打席に申告敬遠で歩かされた大谷。球場全体からブーイングが飛んだ。(C)Getty Images

 シーズン初戦から見られた“珍しい光景”に米記者も反応を示している。

 メジャーリーグが開幕した現地時間3月30日、敵地オークランド・アスレティックス戦に「3番・DH兼投手」で先発登板したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、2年連続の開幕投手として6回(93球)を投げ、被安打2、10奪三振、無失点と力投。打者としても3打数1安打1四球と活躍したが、チームは1対2の逆転負けを喫した。
【動画】両軍のファンがブーイング!大谷翔平への申告敬遠のシーン

 この試合で場内が騒然となったのは、エンジェルスが1点リードの8回2死二塁という場面だ。4回に今季初安打を放っていた大谷は、第4打席でアスレティックス4番手の右腕トレバー・メイと対峙すると、ここで相手ベンチは申告敬遠を選択。作戦としては当然とも言えるが、敵地ながらファンから大きなブーイングが巻き起こった。

 同シーンを受け、地元紙『Los Angeles Times』のサラ・バレンズエラ記者は、「オオタニがこの8回に敬遠四球を申告され、球場の誰もがブーイングしている」とツイート。米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者は、「オオタニを意図的に歩かせたA'sへホームファンがブーイング。エンジェルスファンも多い」と会場の雰囲気を伝えている。

 また、ツイッター上で興味深いデータを取り上げていたのが、エンジェルスの広報マネージャーを務めるマット・バーチ氏。「先発投手として試合に出場し、開幕日の敬遠四球を受けるのは1923年、ブルックリン(・ロビンス)のダッチ・ルーサー氏以来、初めてのことだ」と綴っており、100年ぶりの出来事に驚きを隠せないようだ。
 
 その後、8回に3番手アーロン・ループが連打を浴び、逆転を許したエンジェルス。9回の打線も繋がらず、今季黒星スタートとなっている。

構成●THE DIGEST編集部

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