ボストン・レッドソックスの吉田正尚が現地時間3月30日、ボルティモア・オリオールズとの開幕戦で2安打を記録し、上々のメジャーデビューを飾った。
初安打は第3打席、オリオールズの左腕キーガン・エイキンからセカンド横を抜く打球を放ち、続く4打席目はブライアン・ベーカーからファースト強襲の安打を記録した。9回の最終打席では本塁打で逆転サヨナラという場面が巡ってきており、遊ゴロに終わるも相手のエラーで塁に残ることとなった。
9対10で敗れたとはいえ、レッドソックスが最後まで追い上げる展開が続いたことで、吉田も多くの見せ場を演出。勝敗の行方とともにそのバッティングにもファンの視線が集中した。
29歳の日本人ルーキーの存在感は現地メディアからも高い評価が送られている。米スポーツサイト『FanNation』は、このゲームでの吉田のパフォーマンスを大きく報じており、「敗れたなかでも印象的な活躍だった」と称賛の声を贈っている。
現地時間3月31日配信となった記事では「ヨシダはレッドソックスがオフシーズンに獲得した大型新人である。29歳の彼は、球団がお金をかけすぎたのではないかという声もあったが、ボストンに来てから彼は輝きを増すばかりだ」とここまでを振り返る。
さらに、「春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、大会記録を更新する13打点の活躍を見せ、レッドソックスでも堅実なプレーを披露した」と記している。
また、同メディアはレッドソックスで2シーズン目を迎え、開幕戦で2打点を挙げた23歳、トリスタン・カサスとともに「二人の若手」と称しながら「今季のスタートで『ルーキーデュオ』が輝いた」と両選手を称えているほか、「ヨシダとカサスは2023年のデビュー戦で安定感があり、今シーズンはチームで重要な役割を果たすはずだ」と見込みを示した。
さらに、「レッドソックスが望んでいたスタートとはならなかったが、野球の良いところはシーズンがまだ161試合あることだ」と今後に向け期待を寄せている。
大活躍を見せたWBC同様、MLBの舞台でもそのポテンシャルの発揮を予感させている吉田正尚。すでに、米国の野球ファンやメディアにも認められつつある高い打撃スキルは、2023年のメジャーリーグを大いに沸かせるものとなるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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初安打は第3打席、オリオールズの左腕キーガン・エイキンからセカンド横を抜く打球を放ち、続く4打席目はブライアン・ベーカーからファースト強襲の安打を記録した。9回の最終打席では本塁打で逆転サヨナラという場面が巡ってきており、遊ゴロに終わるも相手のエラーで塁に残ることとなった。
9対10で敗れたとはいえ、レッドソックスが最後まで追い上げる展開が続いたことで、吉田も多くの見せ場を演出。勝敗の行方とともにそのバッティングにもファンの視線が集中した。
29歳の日本人ルーキーの存在感は現地メディアからも高い評価が送られている。米スポーツサイト『FanNation』は、このゲームでの吉田のパフォーマンスを大きく報じており、「敗れたなかでも印象的な活躍だった」と称賛の声を贈っている。
現地時間3月31日配信となった記事では「ヨシダはレッドソックスがオフシーズンに獲得した大型新人である。29歳の彼は、球団がお金をかけすぎたのではないかという声もあったが、ボストンに来てから彼は輝きを増すばかりだ」とここまでを振り返る。
さらに、「春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、大会記録を更新する13打点の活躍を見せ、レッドソックスでも堅実なプレーを披露した」と記している。
また、同メディアはレッドソックスで2シーズン目を迎え、開幕戦で2打点を挙げた23歳、トリスタン・カサスとともに「二人の若手」と称しながら「今季のスタートで『ルーキーデュオ』が輝いた」と両選手を称えているほか、「ヨシダとカサスは2023年のデビュー戦で安定感があり、今シーズンはチームで重要な役割を果たすはずだ」と見込みを示した。
さらに、「レッドソックスが望んでいたスタートとはならなかったが、野球の良いところはシーズンがまだ161試合あることだ」と今後に向け期待を寄せている。
大活躍を見せたWBC同様、MLBの舞台でもそのポテンシャルの発揮を予感させている吉田正尚。すでに、米国の野球ファンやメディアにも認められつつある高い打撃スキルは、2023年のメジャーリーグを大いに沸かせるものとなるだろう。
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