現地時間４月３日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「３番・DH」としてスタメン出場。５回の第３打席で打球速度110.3マイル（約177.5キロ）、飛距離431フィート（約131.4メートル）の勝ち越し２ランを放つなど、５打数１安打２打点と躍動し、７対３のチーム勝利に貢献した。

　前日のオークランド・アスレティックス戦に続く特大弾を放った大谷だが、この試合前に注目を集めていたのが、マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏との対面シーンだ。グラウンド上であいさつを交わし、キャップを取って両手でがっちりと握手。日本が誇る新旧スーパースターの２ショットとなったが、これにはやはり周囲の視線も熱い。

　現地からは、画像付きの反応が続々と寄せられており、なかでも米大手ブックメーカー『FanDuel』は、「ショウヘイとイチロー。究極のリスペクトだ」とツイート。米スポーツ専門局『ESPN』も、「ショウヘイ・オオタニが帽子を取り、野球界のレジェンドであるイチロー・スズキに頭を下げた」と記し、練習中に見られたふたりの姿を紹介している。
  　以前もエンジェルスvs.マリナーズ戦の前に交流する姿が反響を集めていたふたりだが、今回のシーンを受け、2018年、21年に撮影された２ショットと並べているのが、米老舗スポーツ誌『The Sporting News』。「ショウヘイ・オオタニはイチロー・スズキと会うとき、いつも敬意を示している」と呟いており、その礼儀正しさにあらためて感心していたようだ。

　レジェンドとの再会を果たし、試合でも目に見える結果を残してみせた大谷は、これで開幕から４試合連続安打。好調をキープしており、今後のパフォーマンスにも期待が高まる。

構成●THE DIGEST編集部

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