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「彼なら何でもできる」吉田正尚にレ軍主砲デバースが太鼓判!1号豪快2ランを放った頼もしき同僚に「言葉の壁などは関係ない」

THE DIGEST編集部

2023.04.04

3日のパイレーツ戦でグリーンモンスター越えのアーチを放った吉田。(C)Getty Images

 豪快な"メジャー1号"にチームメイトも大喜びだ。

 現地時間4月3日、今季からボストン・レッドソックスに加入した吉田正尚は、本拠地フェンウェイ・パークで行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦に「4番・左翼」でスタメン出場。チームが乱打戦の末に6対7と惜敗を喫したなか、第1打席で待望のメジャー初本塁打を放つ4打数1安打2打点と確かな存在感を示した。

【動画】グリーンモンスター越え!吉田正尚の1号アーチ

 豪快な一発が飛び出したのは、1対3の初回1死二塁という場面だ。相手先発ヨハン・オビエドと対峙した吉田は、外角高めの2球目を強振。打球はレフト方向に高々と舞い上がり、グリーンモンスターを軽々と越える打球速度104.6マイル(約168.3キロ)、飛距離390フィート(約118.9メートル)の同点2ランとなった。

 この特大弾には、同僚も賛辞を惜しまない。 MLB公式サイトによると、「彼のことがとてもうれしい」と話し始めたラファエル・デバースは、「我々は彼がどういった選手かを理解している、彼はパワーのある打撃ができる」と絶賛。「彼は何でもできる、そのチームメイトになり、一緒にプレーできるのがうれしい」と語っている。
 
 さらに、「彼と良い関係を築けている」と続けたレッドソックスの主砲は、「少しだけ彼と親しくなれた。言葉の壁などは関係ない」とコメント。「投手が何を投げてくるか、どうやってダメージを与えられるか、常に彼とコミュニケーションを取っていきたい。それは、我々がともにうまくいっていることのひとつだ」と言及した。

 侍ジャパンの強力な得点源として世界一奪還に貢献したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)から好調を維持している吉田。開幕4試合で打率.294、1本塁打、5打点、OPS.871と好スタートを切っており、今後の戦いぶりにも注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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