投打で躍動した二刀流が、今シーズン初勝利を手にした。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間4月5日、敵地のシアトル・マリナーズ戦に「3番・投手兼指名打者」で出場。ピッチングでは6回111球、6四死球とコントロールに苦しんだが8奪三振、3安打1失点と粘りの投球を見せた。
さらに大谷は、2対1と1点リードで迎えた7回にはバットでも貢献。ヒットと四球で迎えた2死一、三塁の貴重な追加点の場面で2番マイク・トラウトが初球を引っ掛けたが、全力疾走で内野安打にして1点を追加。3対1とリードした場面で打席が回ってくると、4球目のスライダーをレフト前に運ぶタイムリーヒットを放ち、打点をマーク。この回、エンジェルスが2得点を挙げ、4対1とリードを広げた。
その裏にマリナーズもすぐに反撃し、2点を加え1点差に迫るも、エンジェルスはリリーフ陣が踏ん張り、試合は4対3で勝利。大谷に今季初白星がついた。
また、この試合は今季から導入された投球間の時間制限「ピッチクロック」に苦労した。先制点を許した直後の初回のマウンド。1死二塁で、大谷はピッチクロックの違反を取られた。すると、6回無死一塁の第3打席前には打者としてピッチクロック違反を取られ、史上初めて二刀流でのピッチクロック違反という珍事があった。
2023年の初白星は記録だけでなく、記憶にも残るスタートとなった。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに大谷は、2対1と1点リードで迎えた7回にはバットでも貢献。ヒットと四球で迎えた2死一、三塁の貴重な追加点の場面で2番マイク・トラウトが初球を引っ掛けたが、全力疾走で内野安打にして1点を追加。3対1とリードした場面で打席が回ってくると、4球目のスライダーをレフト前に運ぶタイムリーヒットを放ち、打点をマーク。この回、エンジェルスが2得点を挙げ、4対1とリードを広げた。
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また、この試合は今季から導入された投球間の時間制限「ピッチクロック」に苦労した。先制点を許した直後の初回のマウンド。1死二塁で、大谷はピッチクロックの違反を取られた。すると、6回無死一塁の第3打席前には打者としてピッチクロック違反を取られ、史上初めて二刀流でのピッチクロック違反という珍事があった。
2023年の初白星は記録だけでなく、記憶にも残るスタートとなった。
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