現地4月5日、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」でスタメン出場した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、今季から導入された新ルール「ピッチクロック」に投打で悩まされた。
【動画】打者でも悩まされる!ピッチクロック違反を受ける大谷
同ルールは、試合時間を短縮する目的で今シーズンから加わったもの。投手は走者なしで15秒、走者ありで20秒以内に投球動作に入らなければ、ボールが1つ増えるペナルティが課される。一方、打者は残り8秒までに打席に入って構えなければ、ストライクが宣告される。
初回に1死二塁の場面で20秒以内に投球動作に入れずに「ボール」を告げられた大谷は、6回には打席で8秒以内に準備できていないと判定を受け、自動的に「ストライク」とカウントされたのだ。
この判定に怪訝そうな表情を見せた大谷は試合後、「あれは僕が単純に遅かったというか、ランナーを待っていたので、(打席に)入るのがちょっと遅れた」と複数メディアに語り、「逆に僕が四球を取ったときは、早く塁に行かないと次のバッターに迷惑がかかるかな」と気付きを述べてた。
サンディエゴ・パドレスなどでプレーした牧田和久氏は、同場面に納得していないようで、「これピッチャーも構えてないですからね。ピッチャーが投げる(動作に)入ってから構えるのがルールじゃないですかね。ピッチャー全然入ってなかったので、これどうするんですかね」と中継配信『ABEMA』で“新ルール”を疑問視していた。
大谷に限らず“新ルール”に翻弄されている選手たち。否応なしに、この形式に慣れていくしか方法はないようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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同ルールは、試合時間を短縮する目的で今シーズンから加わったもの。投手は走者なしで15秒、走者ありで20秒以内に投球動作に入らなければ、ボールが1つ増えるペナルティが課される。一方、打者は残り8秒までに打席に入って構えなければ、ストライクが宣告される。
初回に1死二塁の場面で20秒以内に投球動作に入れずに「ボール」を告げられた大谷は、6回には打席で8秒以内に準備できていないと判定を受け、自動的に「ストライク」とカウントされたのだ。
この判定に怪訝そうな表情を見せた大谷は試合後、「あれは僕が単純に遅かったというか、ランナーを待っていたので、(打席に)入るのがちょっと遅れた」と複数メディアに語り、「逆に僕が四球を取ったときは、早く塁に行かないと次のバッターに迷惑がかかるかな」と気付きを述べてた。
サンディエゴ・パドレスなどでプレーした牧田和久氏は、同場面に納得していないようで、「これピッチャーも構えてないですからね。ピッチャーが投げる(動作に)入ってから構えるのがルールじゃないですかね。ピッチャー全然入ってなかったので、これどうするんですかね」と中継配信『ABEMA』で“新ルール”を疑問視していた。
大谷に限らず“新ルール”に翻弄されている選手たち。否応なしに、この形式に慣れていくしか方法はないようだ。
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