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NYメディアがヤンキースに大谷翔平獲得を提言! “ゴジラ以上”の影響力に確信「間違いなくぼろ儲けができる」

THE DIGEST編集部

2023.04.11

その一挙手一投足が熱視線を注がれ続ける大谷。去就が関わるとなれば、その注目度はより一層高まる。(C)Getty Images

その一挙手一投足が熱視線を注がれ続ける大谷。去就が関わるとなれば、その注目度はより一層高まる。(C)Getty Images

 レギュラーシーズンは開幕したばかりだが、早くも23年オフのFA市場の“主役”に熱視線が注がれている。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。

 今季終了後に契約満了を迎える大谷。水面下ではすでにトレードを含めた争奪戦が繰り広げられており、米メディアでは連日のようにさまざまな噂が飛び交っている。エンジェルスの地元紙『LA Times』は「ある関係者」の情報として「次期契約が12年6億ドル(約792億円)を超えるメガディールになる」とすっぱ抜いたほどだ。

 この先もシーズンが進むほど喧騒が増していくであろう大谷の去就。これについて興味深い持論を展開するのが、ニュージャージーに拠点を置くニューヨーク・ヤンキースの地元メディア『NJ.com』だ。

 大胆にも「チャリーン! ヤンキースはショウヘイ・オオタニをブロンクス最大の観光名所に変えられるか?」と銘打った記事を掲載した同メディアは、大谷目当てでアナハイムを訪れる観光客の実態をレポートした『LA Times』の記事を引用し、「我々の親愛なるヤンキースへ。全てあなたたちのものになりえるよ」と投げかけた。

 得られるのはグラウンド上での効果だけではない。『NJ.com』は日本や台湾など地球の反対側から押し寄せるファンに脚光を当てて、「彼らは手ぶらでは帰らない。ユニホーム、サイン入りのボールや写真などを買って帰るのだ」と紹介。そのうえで、贔屓球団に大谷獲得を推奨する理由を記した。
 
「ヤンキース。あなたたちは有料の試合中継をファンに売りつけるせこい商売をしているが、地球の反対側の新たなファン層を獲得することでぼろ儲けできるかもしれない。この男はゴジラ(元ヤンキースの松井秀喜の愛称)よりもさらにビッグなんだ。伝説であるベーブ・ルース以来最高のオールラウンドプレーヤーがニューヨークにいるというのは、完璧な融合だろう」

 昨年12月にアーロン・ジャッジと9年と3億6000万ドル(約504億円)の大型延長契約を締結したばかりのヤンキース。そこに大谷が加わるとなれば、まさに鬼に金棒。新たな黄金期の到来が現実味を帯びてくる。無論、そのためには故障がちなベテランたちを放出し、チームの年俸を調整する必要があるのだが……。

 いずれにしても、大谷の去就は1年を通して注目され続けるトピックとなるのは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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