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MLB

「こっそり行けると思った」守備のミス重なったエンジェルス。敵選手からも「勢いを変えるようなプレーだった」の声

THE DIGEST編集部

2023.04.12

トラウトともに奮闘が続く大谷。彼らの活躍はしかし、チームの勝利になかなか結び付かない……。(C)Getty Images

トラウトともに奮闘が続く大谷。彼らの活躍はしかし、チームの勝利になかなか結び付かない……。(C)Getty Images

 現地時間4月10日、大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンジェルスは、本拠地エンジェル・スタジアムで行なわれたワシントン・ナショナルズ戦に4対6と惜敗。4番のハンター・レンフローが3号ソロを放つなど、3回まで4対1と試合を優位に進めていたものの、守備に手痛い判断ミスが重なり、2試合連続の逆転負けを喫した。
【動画】エ軍、痛恨のミス!ホームまで生還したスミスをチェック

 とりわけ痛恨だったのが、4対5の7回1死一、二塁という場面だ。ビクター・ロブレスの二ゴロに対し、併殺を狙ったエンジェルスの内野陣だが、一塁への送球はセーフに。そして次の瞬間、一塁手ブランドン・ドゥルーリーが気を緩めている間に、三塁を回っていた二塁走者のドミニク・スミスがホームまで生還してしまったのだ。

 ドゥルーリーのわずかな隙を逃さず、ダメ押しの追加点をマークしたスミス。彼は試合後にMLB公式サイトで今回の珍しいシーンについて、「守備側であのようなことが起こるのを見たことがある」と言及。そして、「(一塁手の)僕自身にも起こったことがあるし、タフなプレーになるとわかっていた」と自身の経験とともに振り返っている。

 またこの日、4打数2安打、1四球、2得点でチームの勝利に貢献したナショナルズの背番号22は、「ただ追加点を生み出すためそうと、できる限りのことをやるだけだ」と続けると、「彼らはダブルプレーを取ろうと集中しているだろうから、こっそりいけると思った。勢いを変えるようなプレーだったと思う」と明かした。
 
 なお、「3番・DH」でスタメン出場していたエンジェルスの大谷はこの日、3打数無安打1四球。昨季からの連続出塁記録を自己最長の「33」に更新したものの、連続試合安打は「4」でストップとなっている。

 ちょっとした隙を相手に突かれる悪循環に陥りかけているエンジェルス。今一度、手綱を引き締める必要がありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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