現地月曜日、ロサンゼルス・エンジェルスは本拠地でワシントン・ナショナルズと対戦。一時は４対１と３点のリードを奪ったが中盤以降に逆転を許し、４対６の敗北を喫した。

　この試合、チャンスで打てなかったのが「２番・センター」マイク・トラウトと「３番・DH」大谷翔平の二枚看板だった。前者が５打数・無安打・３三振で、後者が３打数・無安打・２三振・１四球。大谷は連続出塁試合数こそ自身最長の33試合に延ばしたものの、チームを勝利に導く活躍は果たせなかった。

　もともと韓国でも人気と知名度の高かった大谷だが、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）を境に爆発的な支持を得るに至った。MLBが開幕してからというもの、日本と遜色ないほど一挙手一投足が注目されているが、さすがに月曜日のナショナルズ戦はトーンダウン。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は「オオタニも人間だ。二度のチャンスで一本が出ず、逆転負けのきっかけを提供した」と厳しめの評価を下している。
  　さらに同メディアは「試合運びが実に拙かったエンジェルスだが、９回裏には一縷の望みがあった」と言及。「２死ランナーなしでトラウトが打席に立った。次のオオタニに繋げれば追いつく展開も見込めたが、三振に終わってしまう。トラウトも役に立てなかった」と論じている。

　大谷は日本時間水曜日の午前10時38分から始まるナショナルズ戦で、今季３度目の先発登板を迎える。連敗でムードが沈むチームに喝を入れられるか。二刀流でのハイパフォーマンスに期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

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