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MLB

「左打者があんな打ち方はできない」大谷翔平が放った特大弾に米愕然。老舗誌が「馬鹿げてる」と論ずる理由

THE DIGEST編集部

2023.04.11

たった一振りで話題を独占してしまう大谷。彼が菊池から放った一発は大きな反響を呼び続けている。(C)Getty Images

たった一振りで話題を独占してしまう大谷。彼が菊池から放った一発は大きな反響を呼び続けている。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が見せた一打に対する反響が続いている。

 話題となり続けているのは、現地4月9日に行なわれたトロント・ブルージェイズ戦での一発だ。「3番・指名打者」で先発出場した大谷は迎えた第2打席に花巻東高校で3つ先輩である菊池雄星から特大の第3号アーチを放つのだが、その内容は桁違いのパワーを物語るものとなった。
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 カウント1-1から投じたボールは、菊池をして「完全に失投」と言い切る89.3マイル(約143.7キロ)のスライダー。とはいえ、インコースのボールゾーンへの一球であり、強引に引っ張れば、ファウルになっていたかもしれない厳しいコースには来ていた。

 しかし、うまく身体を開いて、腕を折りたたみながら強振した大谷は、それを左中間方向へと飛ばす。そして高々と舞い上がったボールはぐんぐんと飛距離を伸ばし、フェンスを越えて、397フィート(約121.0メートル)地点に着弾した。
 
 左腕の菊池から放った特大の3号2ランは、大谷の技術力を物語るものとなり、米球界でも驚きの声が広まった。米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は「オオタニは彼のMLBキャリアの中で最もとんでもないホームランの1つを打ち、畏敬の念を抱かせる」と称賛。インコースを裁ききった打棒に「彼は明らかに内角へのボール球をスイングしたが、どういうわけかその一打は左中間フェンスを越えた」と驚きを持って伝えている。

 およそ投手のそれではないパワーを発揮した。まさに異次元のバッティングと言えよう。そんな大谷に同誌は「左投手に対して左打者があんな打ち方はできない。だが、オオタニは普通の左打者ではない」と強調。そして次のように続けている。

「これはただただ馬鹿げている。ファンが畏敬の念を抱くのも無理はない」

 キャリアにとって重要なFAイヤーを快調にスタートさせた間のある大谷。娯楽の尽きない男の活躍から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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