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プロ野球

西武・今井達也が8回1死まで“ノーノー”!138球完封もファンは”タテガミ”長髪に興味深々「こーゆー髪型が流行ってるの?」

THE DIGEST編集部

2023.04.14

8回1死までノーヒットノーランを継続していた今井。惜しくも大記録は逃した。(C)THE DIGEST写真部

8回1死までノーヒットノーランを継続していた今井。惜しくも大記録は逃した。(C)THE DIGEST写真部

 大記録達成まで、目前だった。

 西武ライオンズの今井達也が13日、県営大宮公園野球場で行なわれたロッテ戦に先発。8回1死まで、無安打無得点のノーヒットノーランを継続していた。

 しかし、7番・安田尚憲をカウント1-2と追い込みながら、4球目151キロの速球をレフト前に運ばれ、ノーノーが潰えた。自身初の快挙まで、あと5人と迫っていただけに、球場からはため息が漏れた。

 ヒットは許したものの、その後は後続をしっかり抑えた今井。2点リードした9回は1アウト後に四球を与え、3番・中村奨吾にこの日2本目の安打を浴びてランナーを一、二塁に進められピンチを迎えたが、山口航輝をスライダーで11個目となる三振を奪い2アウト。最後はグレゴリー・ポランコを一フライに抑えてゲームセット。2021年9月11日のオリックス戦以来、2年ぶり3度目の完封勝利を飾った。

 9回138球を投げ切り、2安打11奪三振で今季2勝目を挙げたヒーローは「中8日空いたので、1イニングでも長くマウンドで投げ続けることを意識しました」と振り返り、「柘植さんを信じてミットめがけて思い切り投げるだけだったので、柘植さんのリードに助けられた」と女房役に感謝を述べた。

 初ヒットを打たれた8回の気持ちについては「(変化は)なかった」と一切の動揺なく強心臓ぶりを示した。今季パ・リーグ一番乗りの完封劇をもぎとった24歳は「ファンの皆様と一緒にチームスローガン『走魂』を掲げて、1年間走り抜けたいと思います」とスタンドのファンに向け、力強い言葉で締めた。
 
 今井の熱投に、SNS上でもファンは震えたようだ。「れおほー!ナイスゲーム!!」「これぞ先発投手のあるべき姿」「投げきったのかよ!エグいな」「武隈さんの48を受け継いでから、頼もしさがマシマシやな」「ノーノーじゃなくたって最高の完封勝利!」と気迫溢れる圧巻のピッチングに酔いしれていた。

 なかには「今井、髪切れ!」「ライオンのタテガミみたい。ライオンズだから?」「西武ってこーゆー髪型が流行ってるの??」「髪どないなってんねん」「ロン毛が気になりすぎるw」など、トレードマークとなっている長髪を指摘するコメントも目立った。

 西武先発陣の柱として、存在感を高めている今井。長髪を振り乱して力投する背番号48に今後も要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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