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「最高のアスリートだ」大谷翔平を敵将が絶賛! 17年に起きた“争奪戦”の舞台裏も告白「どう率いればいいんだ?って」

THE DIGEST編集部

2023.04.15

エンジェルスで孤軍奮闘する大谷。そのパフォーマンスにレッドソックスのコーラ監督も畏敬の念を示した。(C)Getty Images

エンジェルスで孤軍奮闘する大谷。そのパフォーマンスにレッドソックスのコーラ監督も畏敬の念を示した。(C)Getty Images

 稀代の二刀流スターに敵将も畏敬の念を示している。

 現地時間4月14日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に「3番・指名打者」としてスタメン出場。チームが3対5と逆転負けを喫したなか、5回一死走者なしの第3打席でレフト前ヒットを放つなど、4打数1安打1四球をマークし、昨季から続いている連続出塁記録を自己最長の「35」に伸ばした。

 この試合前に地元紙『Boston Herald』などの取材に応じたレッドソックスのアレックス・コーラ監督は、大谷を「最高のアスリート」と表現したうえで「彼のやっていること、やってきたことは素晴らしい」と絶賛。「投打で選手にどれだけの準備が必要か知っているし、その全てをこなさなければならない彼には、畏敬の念を抱いている」と話した。
 
 さらに、「ブルペンやビデオ、スカウティングレポートの研究といった彼のスケジュールは把握していない」と続けたレッドソックスの指揮官は、「もしかしたらそうしたことをせず、ただただ圧倒的なのかもしれないが、(大谷の二刀流は)本当に印象的だ」と強調。投打でのハイパフォーマンスに対し、あらためて感嘆の声を上げていた。

 また、2017年のオフシーズンには、大谷の獲得へ向けて動いていたと話すコーラ監督。スカウト開発および統合担当副社長のガス・クアトルバウム氏から、手紙を書くよう頼まれたといい、結果的に大谷がエンジェルスへ移籍することとなったが、「彼のような選手を率いるのは少しプレッシャーだったね。あの時は2週間は、『どうやればいいんだ?』と思っていた」と当時の心境を振り返っている。

 メジャー6年目の今季も好スタートを切った大谷は、投手として3登板で2勝0敗、防御率0.47。打者としても打率.295、3本塁打、8打点、OPS.949をマークしている。まだレギュラーシーズンは始まったばかりだが、今後は果たしてどのような活躍が見られるか、その一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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