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「ただのロジンだ!」名手シャーザーが不正物質使用での退場処分に激高!MLB公式は「2021年にはズボンを脱いだ」

THE DIGEST編集部

2023.04.20

退場処分に納得がいかないシャーザー(右)。ショーウォルター監督(左)はグローブを手に引き上げる。(C)Getty Images

 現地4月19日、ロサンゼルス・ドジャースvsニューヨーク・メッツ戦が行なわれ、メッツはマックス・シャーザー投手が先発登板。しかし4回裏を前に不正物質を使用したと審判にジャッジされ、即刻退場処分の憂き目に遭った。

 イニングを投げ終わった投手に対して、審判団が粘着物質をチェックするのはいまやMLBで見慣れた光景だ。ドジャース戦の2回を投げ切ったシャーザーも求めに応じて手を差し出したが、審判団はグローブを変えるように指示。そしてサイ・ヤング賞三回を誇る名手は4回裏のマウンドに上がる寸前、ふたたび審判団に呼び止められた。

 MLB公式サイトによると、「シャーザーとバック・ショーウォルター監督は審判団と激論を交わしたが、およそ1分後、3回を無失点に抑えたシャーザーは退場を宣告された。テレビ中継では、シャーザーが審判に『ただのロジンだ!』と反論する様子が映っていた」と伝えている。
 
 さらに同サイトは、「粘着物質のチェックを巡ってシャーザーが揉めるのは今回が初めてではない」と言及。「ナショナルズ時代の2021年シーズン、再三のチェックを受けた挙げ句、対戦相手であるフィリーズ側が求めた3度目のチェックに憤慨。帽子を地面に叩きつけてベルトを外し、ズボンを脱いで抗議した」という過去のエピソードも紹介している。

 衝撃の退場劇を受けて、日本のツイッター上では「シャーザー」がトレンドワード入り。「今さらそんな不正しないだろ」「指を舐めるタイプだからまずないかと」「やらかしちまったな」「復帰したばかりなのに残念」「いったいどんなペナルティになるんだ?」「無実だと信じたい」など、日本のファンからもさまざまな声が寄せられている。

 なお試合はメッツがドジャースを5対3で下している。

構成●THE DIGEST編集部

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