現地4月19日、ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツの一戦で、メッツの先発投手を任された右腕マックス・シャーザーが粘着物質の検査を受けた末に、不正物質を使用したと判断され退場処分となった。
MLB公式サイトのアンソニー・ディコモ記者によれば、シャーザーは試合後、記者団に対し憤慨した様子で「審判には『子供たちの命に誓って、他には何も使っていない』と言った。これは汗とロジンだ。私は何度も何度も言い続けた。彼ら(審判)はそれがあまりにも粘着性があると言った。それが原因で、彼らは私を追い出した」と語ったという。
また、シャーザーの代理人であるスコット・ボラス氏は事態を受けて、ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者にコメントを出し、「競技の完全性を攻撃したいなら、明確で正確な基準が必要だ。さもなければゲームとそのプレーヤーに損害を与えてしまう」と批判。さらに今回の審判団が明確な答えではなく、「MLBは科学的な方法で検証可能な確実なルールを作成すべきだ」と語っている。
一方、球審のダン・ベリーノ氏は「べたつきのレベルとしては、3シーズン前から手を調べ始めて以来、今回が最もべたついた」と語っていたという。今後、審判団はこの事件の報告書をMLBに送り、コミッショナーズオフィスが精査して出場停止が妥当かどうかを判断することになる。
サイ・ヤング賞を3度受賞した右腕にかけられた嫌疑。事態の行方が注目されるところだ。
構成●THE DIGEST編集部
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MLB公式サイトのアンソニー・ディコモ記者によれば、シャーザーは試合後、記者団に対し憤慨した様子で「審判には『子供たちの命に誓って、他には何も使っていない』と言った。これは汗とロジンだ。私は何度も何度も言い続けた。彼ら(審判)はそれがあまりにも粘着性があると言った。それが原因で、彼らは私を追い出した」と語ったという。
また、シャーザーの代理人であるスコット・ボラス氏は事態を受けて、ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者にコメントを出し、「競技の完全性を攻撃したいなら、明確で正確な基準が必要だ。さもなければゲームとそのプレーヤーに損害を与えてしまう」と批判。さらに今回の審判団が明確な答えではなく、「MLBは科学的な方法で検証可能な確実なルールを作成すべきだ」と語っている。
一方、球審のダン・ベリーノ氏は「べたつきのレベルとしては、3シーズン前から手を調べ始めて以来、今回が最もべたついた」と語っていたという。今後、審判団はこの事件の報告書をMLBに送り、コミッショナーズオフィスが精査して出場停止が妥当かどうかを判断することになる。
サイ・ヤング賞を3度受賞した右腕にかけられた嫌疑。事態の行方が注目されるところだ。
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