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「わずか12球!」大谷翔平の初回三者連続空振り三振に米識者が衝撃の声「ロイヤルズ打線を手玉に取った」

THE DIGEST編集部

2023.04.22

初回を三者連続三振に斬ってとる圧巻のピッチングを披露した大谷。(C)Getty Images

初回を三者連続三振に斬ってとる圧巻のピッチングを披露した大谷。(C)Getty Images

 圧巻のスタートに米識者らも感嘆の声を漏らしている。

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地4月21日から本拠地でカンザスシティ・ロイヤルズと3連戦を戦う。大谷翔平は「2番・投手兼指名打者」で先発。中3日で3連戦初戦のマウンドに上がった。

 大谷の前回登板は17日、敵地でのボストン・レッドソックス戦だった。無安打1失点ながら降雨で1時間25分の中断があったため、2回31球で降板。これまで中5日の登板間隔でマウンドに上がってきたが、メジャー初となる中3日での登板となった。

 注目の立ち上がり。初回のマウンドは三者連続三振を奪う圧巻のスタートを切った。先頭打者のボビー・ウィットJr.から158キロの速球で幸先よく空振り三振を奪うと、続くMJ・メレンデスはスライダーとスイーパーの2球種で勝負し、最後はスイーパーで空振り。3番のビニー・パスクアンティーノには初球スライダー、2球目スプリットで早くも追い込むと、最後はスプリットで3球三振。初回をわずか12球、三者連続空振り三振で終えた。
 
 初回から完璧なピッチングを見せた二刀流スターに現地の米記者も興奮しているようだ。米紙『Los Angeles Times』などに寄稿するサラ・バレンズエラ氏は「ショウヘイ・オオタニが初回からロイヤルズ打線を手玉に取った。わずか12球で3連続三振とは!」とツイッターに投稿した。

 エンジェルス番記者でMLB公式サイト『MLB.com』にも寄稿しているレット・ボリンジャー記者も自身のツイッターに「オオタニは初回、たった12球で三者凡退に抑えた。10個のストライクを投げ、5つの空振りを奪った」と呟いた。

 エンジェルスだけでなく、NFLのロサンゼルス・ラムズやNBAのロサンゼルス・レイカーズなど、ロサンゼルスを本拠地に置くプロスポーツチームを担当する『AP通信』のグレッグ・ビーチャム記者は初回を終えると、「オオタニは1回を12球(10ストライク)でかき消した」と興奮してツイッターに投稿。

 さらに同記者は、大谷が回を終えるごとに連続で投稿しており「オオタニは6回2安打、2四球、8奪三振のピッチングをしています。6回には先頭打者に四球を出した後、3者連続三振を奪っている。今シーズンの防御率は0.67まで下がっています。ここまで84球だ」と圧巻のピッチングを続けている大谷を随時伝えている。

 試合は7回表を終えて、エンジェルスが2対0でリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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