突如としてバックスクリーンに映し出されたコラージュ画像に、思わずツッコミを入れたくなったファンは少なくなかっただろうか。

　現地４月21日、ロサンゼルス・エンジェルスは本拠地にカンザスシティ・ロイヤルズを迎えて２対０で勝利。「２番・DH兼投手」で先発登板した大谷翔平は、７回102球を投げて２安打、11奪三振、２四球、無失点と出色のピッチングを披露し、今季３勝目をマークした。

　その試合の３回裏、大谷の第２打席だった。バックスクリーンで紹介されて日本のテレビ中継でも流れたのが、大谷がとある超有名キャラクターに扮した加工画像だった。この日、スタジアムでは「スターウォーズ・ナイト」と題して伝説的な同映画とのコラボ企画を展開。試合前にはダースベイダーやストームトルーパー、R2D2など人気キャラが会場を巡って大いに雰囲気を盛り上げていた。

　何人かの先発選手たちがスターウォーズのキャラに寄せられるなか、大谷は名優ハリソン・フォードが演じた「ハン・ソロ」に収まった。黒いチョッキを着てコクピットに座る画像はまさにその風情で、顔だけが大谷にチェンジされている。

　これまでもエンジェルスが仕掛けた大谷のコラージュ画像には賛否両論が飛び交っており、今回もツイッター上での反応は微妙だった。「誰やねん！」「お約束の雑コラよ」「おもろすぎてｗ」「笑うしかない」「この雑コラが意外とじわる」「さすがに酷い出来だわ」「答え合わせに５秒かかった」「もっとカッコイイ写真あるでしょーよ！」と、日米のファンはツッコミながらもどこか楽しんでいる様子だ。
  　ちなみに現地放送局『Bally Sports West』のオープニング映像では有名なスターウォーズの冒頭を真似て「エピソードⅣ:ショウタイム」の文字が躍り、「ふたりのジェダイ」として大谷が「ショビ・ワン・ケノビ（オビ・ワン・ケノビ）」に、マイク・トラウトが「トラウト・スカイウォーカー（ルーク・スカイウォーカー）」に扮するバージョンも放送された。

　その動画を貼りつけたツイートには「選ばれし者（チョウズン・ワン）が今夜投げる」と綴られている。

構成●THE DIGEST編集部

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