侍ジャパンの4番が8回に2発の離れ業をやってのけた。
ボストン・レッドソックスの吉田正尚は現地4月23日、敵地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦で4番・レフトで先発出場。終盤の8回に勝ち越しのソロホームランと、さらに2打席連続となる満塁アーチを放った。この回9得点のビッグイニングで逆転したレッドソックスが12-5で勝利を収めている。
【動画】吉田が1試合2発! 2本目は特大のグランドスラム!
さらにこの回、打者一巡の猛攻を見せるレッドソックス。2死満塁で再び吉田に打席が回る。吉田は代わった5番手ハビー・ゲラの4球目のスライダーを強振。今度はライトスタンド2階席に飛び込む特大の3号満塁アーチとなった。
吉田の同一イニング2発の離れ業を、現地メディアも驚きとともに取り上げている。『FOX Sports MLB』は驚愕する顔文字とともに「ヨシダが8回に2打数2安打5打点だ」と綴り、同メディアのアナリストベン・バーランダー氏や『Jomboy Media』のポッドキャスト番組『Talkin'baseball』も「吉田正尚が同イニングに2本塁打で、グランドスラム!」と速報。ファンも「怪物だ!」「マッチョマン!」「彼が戻ってきた!」と反応した。
吉田の大活躍で8回に9得点のビッグイニングとして逆転勝利を収めたレッドソックス。この勝利を機に反撃態勢を強めたいところだ。
構成●THE DIGEST編集部