現地4月20日、ボストン・レッドソックスの吉田正尚が、本拠地フェンウェイ・パークで行なわれたミネソタ・ツインズ戦に「4番・レフト」で先発出場。5打数2安打2打点を記録し、チームの11対5での勝利に大きく貢献した。
【PHOTO】WBCで見せた輝きをメジャーでも!レッドソックスで躍動する吉田正尚を特集!
前日にはスタメンを外れ、出場機会を与えられなかった吉田。この日は初回の打席でツインズ先発の前田健太の前にライトライナーに倒れるも、3回に22打席ぶりの安打となるセンター前へのヒットを記録した。
さらに8回の第5打席でもレフト線へ強い打球を飛ばし、この日の2本目のヒットを記録した吉田。いずれもランナーを還す結果となり、さらにコンパクトなスイングで鮮やかにボールを弾き返すなど、NPBで異彩を放った打撃スキルが十分に見られる内容だった。
開幕から期待を集めながらも苦しい状況が続いてきた背番号7には、海外メディアもこの日の打撃に賛辞を贈っている。
米国やアジアを拠点とするスポーツサイト『Sportskeeda』は試合後、吉田のパフォーマンスを大きく取り上げ、「レッドソックスのファンは、マサタカ・ヨシダが調子を取り戻したと期待している」と銘打ったトピックを配信した。
記事では低調だった打撃内容について「ヨシダはまだ、レッドソックスでのルーキーシーズンで、活躍してきたとは言い難い。前日のミネソタ・ツインズ戦までの13試合で打率.167、ホームラン1本という成績であり10日間ヒットを打てずに苦しんでいた」と記している。
そのうえで、「だがミネソタとの3連戦ファイナルで、その状況は一変した。ボストンが11対5で勝利したこの日、ヨシダは5打数2安打、2打点、1得点を記録し、打率を22ポイント上げた」と2試合ぶりの出場となったゲームの結果を称えた。
さらに入団時から寄せられてきた期待の大きさにも触れながら「多くのMLB評価者は、ヨシダが日本でプレーしていたときに見せたようなパワーは、レッドソックスでは通用しないと考えていた」と懐疑的な評価を下していたと説明する。
だが、今回のマルチヒットで下降気味だった評価も徐々に変わってきたようだ。同メディアは「ヨシダはプルヒッターに徹するのではなく、あらゆるフィールドにボールを強く打ち込むことで、メジャーでそれなりのアベレージを叩き出すだろうと考えられていた。木曜日に彼が見せたのは、そうした特徴だった」と印象を綴っている。
加えて、「みんなが彼を応援している」というトピックでは、吉田を勇気付ける言葉もみられる。本拠地のファンの声に応えるべく、ここからさらに好結果を続けていけるのか。日本人ルーキーのバットには、さらに視線が注がれていく。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに8回の第5打席でもレフト線へ強い打球を飛ばし、この日の2本目のヒットを記録した吉田。いずれもランナーを還す結果となり、さらにコンパクトなスイングで鮮やかにボールを弾き返すなど、NPBで異彩を放った打撃スキルが十分に見られる内容だった。
開幕から期待を集めながらも苦しい状況が続いてきた背番号7には、海外メディアもこの日の打撃に賛辞を贈っている。
米国やアジアを拠点とするスポーツサイト『Sportskeeda』は試合後、吉田のパフォーマンスを大きく取り上げ、「レッドソックスのファンは、マサタカ・ヨシダが調子を取り戻したと期待している」と銘打ったトピックを配信した。
記事では低調だった打撃内容について「ヨシダはまだ、レッドソックスでのルーキーシーズンで、活躍してきたとは言い難い。前日のミネソタ・ツインズ戦までの13試合で打率.167、ホームラン1本という成績であり10日間ヒットを打てずに苦しんでいた」と記している。
そのうえで、「だがミネソタとの3連戦ファイナルで、その状況は一変した。ボストンが11対5で勝利したこの日、ヨシダは5打数2安打、2打点、1得点を記録し、打率を22ポイント上げた」と2試合ぶりの出場となったゲームの結果を称えた。
さらに入団時から寄せられてきた期待の大きさにも触れながら「多くのMLB評価者は、ヨシダが日本でプレーしていたときに見せたようなパワーは、レッドソックスでは通用しないと考えていた」と懐疑的な評価を下していたと説明する。
だが、今回のマルチヒットで下降気味だった評価も徐々に変わってきたようだ。同メディアは「ヨシダはプルヒッターに徹するのではなく、あらゆるフィールドにボールを強く打ち込むことで、メジャーでそれなりのアベレージを叩き出すだろうと考えられていた。木曜日に彼が見せたのは、そうした特徴だった」と印象を綴っている。
加えて、「みんなが彼を応援している」というトピックでは、吉田を勇気付ける言葉もみられる。本拠地のファンの声に応えるべく、ここからさらに好結果を続けていけるのか。日本人ルーキーのバットには、さらに視線が注がれていく。
構成●THE DIGEST編集部
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