ボストン・レッドソックスが現地4月25日、敵地でボルティモア・オリオールズと対戦し、吉田正尚は「4番・左翼」でスタメン出場した。吉田は4打数2安打のマルチ安打で、打率も.278と急上昇している。
小さな”マッチョマン”のバットが好調だ。吉田の第1打席は初回、1死一、二塁のチャンスで初球のストレートを積極的に振っていったが、セカンドへの併殺打に倒れた。だがチームが3点を先取した後の3回、第2打席には芸術的な流し打ちでレフト前ヒットを放ち、6試合連続安打をマーク。この回もレッドソックスは4点を挙げ、序盤で7点の大量リードを奪った。
吉田は第3打席にも右安打を放ち、この試合マルチヒット。一時は1割台をうろついていた打率が.278まで急上昇。OBP(出塁率)も.376になった。チームも序盤の大量リードの貯金が生き、8対6で逃げ切った。
23日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では8回に2号ソロ、3号満塁ホームランと日本人メジャー史上初の1イニング2本塁打の快挙を達成し、翌日にはメジャーで自身初の3安打を放つなど、完全に復調した吉田。現地メディアも日本人バッターの復活に注目しているようだ。
米野球専門サイト『Fansided』でレッドソックスの記事を中心に寄稿しているショーン・ペニー記者は「マサタカ・ヨシダは6試合連続安打で、そのうち5試合でマルチ安打を記録している」と卓越したバッディング技術を絶賛している。
他にも、米ポッドキャスト『The Pesky Report』は「レッドソックスが勝利した!コリー・クルーバーが6回を投げ抜き、マサタカ・ヨシダはホットな状態のままだ!」と好調なボストンの4番バッターを称えた。
加えて、「ヨシダは1週間足らずで、最悪な状態から抜け出した!ショウヘイ・オオタニを上回る高いOPS(出塁率と長打率をあわせた数値)を記録するまでになった」と25日終了時点で、吉田(OPS.807)が大谷(OPS.787)の数値を上回ったと報告した。
レッドソックス打線において、十分に4番の仕事を果たしている吉田。小さな”マッチョマン”のバットに、今後も大きな期待が寄せられることは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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小さな”マッチョマン”のバットが好調だ。吉田の第1打席は初回、1死一、二塁のチャンスで初球のストレートを積極的に振っていったが、セカンドへの併殺打に倒れた。だがチームが3点を先取した後の3回、第2打席には芸術的な流し打ちでレフト前ヒットを放ち、6試合連続安打をマーク。この回もレッドソックスは4点を挙げ、序盤で7点の大量リードを奪った。
吉田は第3打席にも右安打を放ち、この試合マルチヒット。一時は1割台をうろついていた打率が.278まで急上昇。OBP(出塁率)も.376になった。チームも序盤の大量リードの貯金が生き、8対6で逃げ切った。
23日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では8回に2号ソロ、3号満塁ホームランと日本人メジャー史上初の1イニング2本塁打の快挙を達成し、翌日にはメジャーで自身初の3安打を放つなど、完全に復調した吉田。現地メディアも日本人バッターの復活に注目しているようだ。
米野球専門サイト『Fansided』でレッドソックスの記事を中心に寄稿しているショーン・ペニー記者は「マサタカ・ヨシダは6試合連続安打で、そのうち5試合でマルチ安打を記録している」と卓越したバッディング技術を絶賛している。
他にも、米ポッドキャスト『The Pesky Report』は「レッドソックスが勝利した!コリー・クルーバーが6回を投げ抜き、マサタカ・ヨシダはホットな状態のままだ!」と好調なボストンの4番バッターを称えた。
加えて、「ヨシダは1週間足らずで、最悪な状態から抜け出した!ショウヘイ・オオタニを上回る高いOPS(出塁率と長打率をあわせた数値)を記録するまでになった」と25日終了時点で、吉田(OPS.807)が大谷(OPS.787)の数値を上回ったと報告した。
レッドソックス打線において、十分に4番の仕事を果たしている吉田。小さな”マッチョマン”のバットに、今後も大きな期待が寄せられることは間違いないだろう。
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