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MLB

型破りの“二刀流パフォーマンス” の大谷翔平に米記者も感嘆!まさかの2被弾・5失点も、被打率「.102」は世紀の大記録

THE DIGEST編集部

2023.04.28

二刀流として結果を残す大谷に米記者は、目を丸くしているようだ。(C)Getty Images

二刀流として結果を残す大谷に米記者は、目を丸くしているようだ。(C)Getty Images

 まさに“ショータイム”だった。

 現地4月27日に本拠地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に「3番・投手兼DH」で出場した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。投打にわたり躍動した一戦で、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は大谷が叩き出した驚きのスタッツに注目し、その異次元ぶりに感嘆している。

【動画】今季初の三塁打!快速を飛ばす大谷

 ラングス記者は、「打球速度、飛距離、球速、奪空振り数が同ゲームのトップ5に全てランクインしている」と綴り、スタッツの証拠画像をTwitterに掲載した。とりわけピッチングに関してはナンバー1だったとも言える。と言うのも球速のトップ5は全て大谷であり、奪空振り数も一番多く「15」であったのだ。打球速度は5番目の成績で、飛距離は3、4位が大谷だった。

 さらに同記者は、「ショウヘイ・オオタニは今季被打率.102を記録している。今日の4回だけはタフだったけど」と他の数字に目をやった。そして「これは1916年以降(30イニング以上)で、シーズン最初の6先発登板のなかでは最も低い成績である」と歴史的な快挙であると伝えたのだ。
 
 ラングス氏が指摘するように、大谷は、この日3回まではパーフェクトピッチングも、“魔の4回”となった。突如制球を乱し3ラン、2ランと立て続けに被弾し、6回(93球)を投げ、被安打3、与四死球5、8奪三振、5失点を喫した。不調な日もあれどなお彼は、先人を超える力を示し続けている。

 さらにバットを持てば大暴れで、二塁内野安打、左中間への適時二塁打、右中間への三塁打とマルチ安打を記録。ホームランが出れば自身2度目のサイクル安打の快挙となったが、8回の第5打席は僅かに届かず中飛に終わっていた。

 それでも投打で観客を虜にしたスター。引き続き彼の一挙手一投足に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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