21歳の剛腕が、日本人最速記録に並んだ。
ロッテの若きエース佐々木朗希が28日、京セラドーム大阪で行なわれたオリックス戦に先発。5回に公式戦では自己最速となる165キロをマークし、大谷翔平(現ロサンゼルス・エンジェルス)が日本ハム時代の2016年10月に計測した日本人最速記録に並んだ。
"令和の怪物"が稀代の二刀流スターが刻んだ日本人最速記録に並んだのは、5回だった。佐々木は1死一塁で、オリックスの5番・杉本裕太郎を迎える。その初球に、いきなり165キロを計測。杉本はファウルにしたが、スタンドは大きくどよめき、その衝撃は一気に広がった。
過去、同投手の自己最速は、侍ジャパンの一員として参加した3月4日のワールド・ベースボール・クラシック強化試合(中日戦/バンテリンドーム)で計測した164キロ。この試合でも1点リードされた3回2死走者なしで、4番の森友哉と対峙した際に投じた3球目が自己最速タイ164キロを記録していた。
さらに21歳は、6回2死から9番・茶野篤政に投じた初球も再び165キロを叩き出し、
7回1死一塁で中川圭太への2球目、同回2死二塁で森への3球目(死球)でもマークし、この日だけで佐々木は4度も日本最速記録を計測した。
連日、米球界において話題に事欠かない大谷と並ぶNPB日本人最速タイ記録に、ファンは衝撃を受け、佐々木が165キロを叩き出した瞬間にSNS上では「佐々木朗希」がトレンド入りした。
佐々木の最速165キロを計測した動画がツイッターを中心に広まると、「エグい!」「はっやw」「マジか!すごい!次は166キロだ!!」「翔平に並ぶ日本人最速165キロ!」「日本人史上初の170km/hも夢じゃないかも」「MLBスカウトたちよ、これが日本最速ピッチャーや!」など喝采のコメントが相次いだ。
佐々木は初回に1点を失い、連続無失点イニングが「20回2/3」でストップしたが、7回106球を投げ、被安打8、奪三振8、3失点。勝敗はつかなかったが、ロッテは延長10回に勝ち越し、4対3で勝利を収めた。
NPB最速はチアゴ・ビエイラ(巨人)が2021年8月13日の中日戦(東京ドーム)でマークした166キロ。"令和の怪物"が、その記録をいつか塗り替えるのか。ファンにとっては、期待に胸が膨らむ1日になった。
構成●THE DIGEST編集部
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過去、同投手の自己最速は、侍ジャパンの一員として参加した3月4日のワールド・ベースボール・クラシック強化試合(中日戦/バンテリンドーム)で計測した164キロ。この試合でも1点リードされた3回2死走者なしで、4番の森友哉と対峙した際に投じた3球目が自己最速タイ164キロを記録していた。
さらに21歳は、6回2死から9番・茶野篤政に投じた初球も再び165キロを叩き出し、
7回1死一塁で中川圭太への2球目、同回2死二塁で森への3球目(死球)でもマークし、この日だけで佐々木は4度も日本最速記録を計測した。
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佐々木の最速165キロを計測した動画がツイッターを中心に広まると、「エグい!」「はっやw」「マジか!すごい!次は166キロだ!!」「翔平に並ぶ日本人最速165キロ!」「日本人史上初の170km/hも夢じゃないかも」「MLBスカウトたちよ、これが日本最速ピッチャーや!」など喝采のコメントが相次いだ。
佐々木は初回に1点を失い、連続無失点イニングが「20回2/3」でストップしたが、7回106球を投げ、被安打8、奪三振8、3失点。勝敗はつかなかったが、ロッテは延長10回に勝ち越し、4対3で勝利を収めた。
NPB最速はチアゴ・ビエイラ(巨人)が2021年8月13日の中日戦(東京ドーム)でマークした166キロ。"令和の怪物"が、その記録をいつか塗り替えるのか。ファンにとっては、期待に胸が膨らむ1日になった。
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