ニューヨーク・メッツの千賀滉大がチームメイトに“カツカレー”を振る舞う様子が話題を集めている。

　１週間前、米西海岸のサンフランシスコに遠征し、ジャイアンツとの４連戦に臨んだメッツ。その際に滞在先のホテルで、千賀と食事を共にしたのがチームメイトのマーク・カナ外野手だ。球界きっての食通として知られる34歳が今回果敢にチャレンジしたのが、千賀が提供したカツカレーだった。

　カナは自身のインスタグラムに「コウダイ、先日はサンフランシスコで日本製カレーをシェアしてくれてありがとう」とのメッセージを添え、そこでのやりとりを自撮り動画で紹介した。「コウダイ、今日は何を食べるんだい？」と振ると、千賀が「これは日本のカレーです。ジャパニーズカレー」と返答。お皿にライスが盛られ、傍らには綺麗にカットされたトンカツとタッパに入ったカレールーが確認できる。大のカレー好きで知られる千賀が、遠征に持ち込んだワンセットをカナに分けてあげたわけだ。

　片手がカメラでふさがっているカナがタッパを開けられないでいると、千賀は自身のタッパを開封してカナに手渡して交換。カナはライスの上にさっそくルーをかけ、その後に「カツはどうすればいい？」と質問し、千賀が「イエス、オール（全部）！」と返して、手慣れた箸さばきでトンカツを投じた。動画はここで終了しており、その後にどうやって食べたのかや味の感想などは残念ながら収録されていない。
  　この一連の動画がメッツの有名ファンサイト『GENY Mets Report』のSNSに掲載されると一気に拡散。ツイッターを中心に日米のファンから数多のコメントが寄せられた。「センガの気遣いが素敵」「うまそーだ！」「カナが本当に楽しそう」「コウダイはナイスガイだな」「カナの食べ方がなんとも気になる」「日本のカレーはマジでおいしいよ！」など、好意的な声に溢れている。

　現地４月26日、ワシントン・ナショナルズ戦で今季５度目のマウンドに立った千賀。無傷の４連勝を狙ったが、５回２失点を喫して惜しくも敗戦投手となった。四死球の多さが気になるものの、メッツは先発陣に故障者が相次いでおり、千賀にかかる期待は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】千賀が重鎮カナに自前の“日本製カツカレー”を振る舞う！

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