ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地4月29日、敵地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。この日は5打数3安打の猛打賞に加え、二盗と三盗を決める2盗塁を記録するも、チームは5対7で敗れ17連戦の負け越しが決定した。
大谷は3回の第2打席で右前打で4試合連続安打。8回の右前打で今季9度目のマルチ安打をマークした。出塁した大谷はカウント2-1から4球目に二盗を成功させると、今度はダブルスチールで三盗も決め、今季の盗塁数を「5」に伸ばし、バットだけでなく足でも魅せた。さらに9回にも中前打を放ち、今季2度目の猛打賞。5打数3安打で打率.292と上昇した。
大谷以上に、この日打棒が爆発したのは2番のマイク・トラウトだった。6点をリードされた8回に無死一塁で、センターへ2ランホームラン。点差を4点に縮め反撃の口火を切ると、さらに9回2死一塁、2球目のカットボールをふたたびセンターへ弾き返す2打席連続の2ラン本塁打で2点差に迫った。
トラウトは4打数3安打2本塁打5打点と大爆発したが、後続が沈黙。エンジェルスは5対7で敗れ2連敗し、14勝14敗で勝率も5割に逆戻り。今季最長17連戦も7勝9敗となり、現地30日の試合を残し負け越しが決まった。
チームの看板、"トラウタニ"が奮闘しても勝てないエンジェルス。日本のファンに「なおエ」と揶揄されてもおかしくない試合展開に、現地記者からも嘆きの声が少なくない。
ボストンのスポーツ情報やマーケティングに関するニュースを発信する米サイト『Lost In Boston Sports』の専属記者で、現在フリーのトーマス・キャリエリ氏は「マイク・トラウトが3安打、2本塁打、2得点、5打点。オオタニが先発出場して3安打、2盗塁」と2人の打撃成績を記すが、最後の一文に「エンジェルスはブルワーズに7対5で敗れました」と綴り、大谷とトラウトの大活躍があったなか「なおエンジェルスは試合に敗れた」と伝えた。同記者はファンのリツイートにも答え、「2年経っても、エンジェルスは何も変わらない」と嘆いた。
エンジェルスの地元メディア『Anaheim Sports』の公式ツイッターも"トラウタニ"の今日の打撃成績を並べ、現地ファンからは「素晴らしい!」「ナイスバッティングだ」など二人へ称賛の声が挙がるなか、「これでなぜ勝てないんだ?」「2人をトレードしろ!」「もうウンザリだ!」とスーパースター2人を擁しても勝てないエンジェルスに怒りの声が寄せられている。
東海岸、西海岸、中部と激しい移動を伴う過酷な連戦も明日でラスト。トラウトら他の主力選手は休養日を挟みながら出場してきたが、大谷だけは休養せずに皆勤賞を続けている。エンジェルスは17連戦の最終戦を白星で飾ることができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷は3回の第2打席で右前打で4試合連続安打。8回の右前打で今季9度目のマルチ安打をマークした。出塁した大谷はカウント2-1から4球目に二盗を成功させると、今度はダブルスチールで三盗も決め、今季の盗塁数を「5」に伸ばし、バットだけでなく足でも魅せた。さらに9回にも中前打を放ち、今季2度目の猛打賞。5打数3安打で打率.292と上昇した。
大谷以上に、この日打棒が爆発したのは2番のマイク・トラウトだった。6点をリードされた8回に無死一塁で、センターへ2ランホームラン。点差を4点に縮め反撃の口火を切ると、さらに9回2死一塁、2球目のカットボールをふたたびセンターへ弾き返す2打席連続の2ラン本塁打で2点差に迫った。
トラウトは4打数3安打2本塁打5打点と大爆発したが、後続が沈黙。エンジェルスは5対7で敗れ2連敗し、14勝14敗で勝率も5割に逆戻り。今季最長17連戦も7勝9敗となり、現地30日の試合を残し負け越しが決まった。
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エンジェルスの地元メディア『Anaheim Sports』の公式ツイッターも"トラウタニ"の今日の打撃成績を並べ、現地ファンからは「素晴らしい!」「ナイスバッティングだ」など二人へ称賛の声が挙がるなか、「これでなぜ勝てないんだ?」「2人をトレードしろ!」「もうウンザリだ!」とスーパースター2人を擁しても勝てないエンジェルスに怒りの声が寄せられている。
東海岸、西海岸、中部と激しい移動を伴う過酷な連戦も明日でラスト。トラウトら他の主力選手は休養日を挟みながら出場してきたが、大谷だけは休養せずに皆勤賞を続けている。エンジェルスは17連戦の最終戦を白星で飾ることができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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