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MLB

「オファーを送ってきた」大谷翔平の二刀流覚醒に尽力したマッドンが“日本行き”の可能性を激白!「日本の野球文化を愛している」

THE DIGEST編集部

2023.04.30

大谷にリミットを設けずに二刀流の開花をサポートしたマッドン。その選手に寄り添うスタイルが日本でも見られる可能性があった(!?)。(C)Getty Images

大谷にリミットを設けずに二刀流の開花をサポートしたマッドン。その選手に寄り添うスタイルが日本でも見られる可能性があった(!?)。(C)Getty Images

 球界最高峰のメジャーリーグで豊富な経験値を持つ名将が驚きの告白をした。発信者となったのは、昨年6月まで約1年半もロサンジェルス・エンジェルスを率いていたジョー・マッドンだ。

 現在69歳のマッドンは、MLB通算1382勝を誇る百戦錬磨の指揮官であり、過去3度のリーグ年間最優秀監督賞を受賞した百戦錬磨の智将だ。一部では「時代遅れ」と揶揄されることもあるが、彼の経験に裏打ちされた奇策の数々は時にファンや識者の度肝を抜く。

 そんなマッドンは22年6月にエンジェルスを更迭されてからフリーの状態が続いている。いまだ引退は明言してはいないものの、依然としてメジャー球団からのオファーはないという。現地時間4月27日に公開となった米メディア『The Athletic』のポッドキャスト番組「The Athletic Baseball Show」で明かした。
 
 約27年の監督キャリアで岩村明憲(タンパベイ・レイズ)の指導に加え、大谷翔平(エンジェルス)の二刀流覚醒にも尽力してきたマッドン。詳細な内容こそ明かさなかったものの、NPBからのオファーについて語った。

「(メジャーでは)誰も私に手を差し伸べようとはしなかった。全くね。ただ、日本は違った。彼らはオファーを送ってきた。あの時(エンジェルス解任後)にとても興味を持ってくれたんだ。私は日本の野球文化をとても愛しているが、まだそこに行く準備ができていなかったんだ」

 また、現在MLB球団からオファーを貰えない理由として「私が率直にモノを申すタイプだからかもしれない」と振り返ったマッドン。今は「監督」という肩書だけにとらわれない形での現場復帰を目指しているという。69歳という年齢は少なからずネックになる可能性はあるが、メジャーの酸いも甘いも熟知する智将が日本で辣腕を振るう日は訪れるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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