大谷翔平が放った衝撃弾の興奮がさめやらない。

　現地日曜日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でミルウォーキー・ブルワーズと対戦。大谷は「３番・DH」で先発出場を果たし、４回表の第２打席で７号ソロホームランをバックスクリーンに叩き込んだ。あわや開閉式ドームの天井に当たろうかという大飛球。打球角度39度、打球高度162フィート（約50メートル）、そして滞空時間6.8秒はいずれも今季のMLBでトップの数値となった。

　大谷にとってブルワーズの本拠地であるアメリカン・ファミリー・フィールドは今回が初見参。ミルウォーキーでも大谷への関心度はすこぶる高く、ビジターチームの選手にも関わらず、大谷がバッターボックスに立つだけでスマホを手に撮影する地元ファンが続出したほどだ。

　そんななか、エンジェルスの公式ツイッターが投稿した動画内でもブルワーズ・ファンの分かりやすい反応が見られる。大谷の７号ソロを１塁打側から捉えた映像で、ダグアウトに引き上げる大谷に向かって「マイッた」とばかりにひれ伏すような“崇拝ポーズ”を繰り出す人物など、３塁側スタンドから拍手喝采を贈る地元ファンが多くいたことが確認できる。
  　ツイッター上ではこの動画をチェックした日本人ファンから喜びの声が寄せられた。「野球って素晴らしいです！」「ミルウォーキーファンも拍手したりしてるね」「メジャーのファンのこういうところが好き」「観ていて嬉しくなりました」「大谷は本当に愛されてるんだなぁ」など、感銘を受けたひとも少なくないようだ。

　現地月曜日はエンジェルスにとっておよそ18日ぶりのオフ。火曜日からはセントルイス・カージナルスとの３連戦が始まり、大谷は第２戦に先発する予定だ。侍ジャパンでともにWBCを闘ったラーズ・ヌートバーとの今季初対決に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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